メガネちゃんと王子様っ！ (ページ19)

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『 18 』ページ19

『本当にごめんなさい…』

JM「やー、未だに笑える笑笑

ほんっっと傑作！笑笑笑笑笑」

JK「シャトルから目を離すからだってば！もっとこうさ…」

TH「お疲れ様！お水飲む？あ、ミネラルウォーターもあるけど！」

『それ同じ…。』

試合後も私の周りに爆笑するジミン君、未だ鬼コーチの抜けないジョングク君、頭の悪いテヒョン君がそれぞれ集まる。

JM「でもこれでAちゃんの体育大会は終わりだね。今日1日どうするの？暇でしょ」

JK「何言ってるんですかジミニヒョン！ヌナはこれから俺のバスケの応援に…！」

TH「えー、俺のカバディも応援来てよ〜」

JK「カバディなんて応援に行ったらノイローゼになります」

TH「籠にボール入れる競技のどこが楽しいの？」

目の前で子供みたいな喧嘩が繰り広げようとしたのを止めようとしてふと思い出した。

『あ！ホソク先輩！』

ハチマキ借りてたの、もう必要ないし返しに行ってこよ。

TH「待って！ホソク先輩ってあの生徒会副会長の？！」

『それはわかんないけど、2年のホソク先輩だよ』

JM「それはホソギヒョンだね」

TH「何？！どういう関係？！」

肩をガシッと掴まれて近寄る顔。
なんでこの人たちこんな距離感ないの…？

『ハチマキ借りただけだよ…！』

TH「なんで俺に言わないのさ！ハチマキなんていくらでも貸したのに！」

『テヒョン君は2組だから青でしょ！』

TH「あ、そっか。でも相談なかったのは許せないよ！」

なんで怒ってるのかはわかんないけど、言葉だけ見ると心配してくれたのかな…？

『ごめん。でも、ホソク先輩には返しに行かなきゃ…』

JM「ホソギヒョンなら生徒会だから向こうのテントにいると思うよ」

『ほんと？ジミン君ありがとう！』

まだ後ろの方で騒がしいテヒョン君を無視してテントへ向かう途中に腕をｸﾞｲｯと引かれ、
その反動で尻もちを着いた。

『ったぁ………あ…リアナ、ちゃん…』

後ろにいたのはつい先程私にバドミントンで圧勝したリアナちゃんが取り巻きを連れて私を囲んでいた。