無気力もかっこいい ページ41
国見side
Aさんに用があったため、
部屋に行ったがAさんはいなかった
お風呂かな?とも思った
合宿所をうろうろしていると女子マネにあった
国見「あの、Aさん知りませんか?」
白福「Aちゃんなら先あがったよ?」
国見「…そうですか。ありがとうございます」
多分どっかで暇つぶししてるのかなーと思った
だが、いろんな部屋を回ってもAさんはいなかった
歩ってる途中、烏野の一年とすれ違った
"3人"だった
急激に嫌な予感がした
何故なら、影山がいなかったから
俺は部屋をもう一度探し回った
使われている部屋全て
それでもAはいなかった
女子風呂の前の方に行くと
『…?』
自販機の前にがま口が落ちてた
この時代珍しい
でも、柄はいかにも女の子らしかった
淡い水色
おもいだした…!
あの日、Aと一緒に帰ったとき、あいつは自販機でジュースを買った
そのときのがま口が
とこれは一致していた
まさかっ…と思い、
俺は女子風呂がある通りの奥に走った
ここは人が通らない
人に見られたくないことをするにはうってつけだ
いないかもしれない、
でも、いないことを確かめるためにも走った
「Aっ!!」
君は…真っ黒な瞳で、俺を見つめた
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