"あおしろ"ってどこですか？【青葉城西】 (ページ39)

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それは何を思って？ページ39

手の震えが止まらない

『……ご、ごめんっ、今はっ…』

何に対してのごめんのか

今はなんなのか、

自分で口に出したものの、それが何なのかは、私が一番知りたい

影山くんが私の腕に力を入れる

爪が食い込んで真っ赤な血が出た

『い"…いっ、いたいっ！離して』

声をあげても反応はしない

黙っているだけ

表情すらも読み取ることのできない影山くんは怖かった

ぐいっ、

手を引っ張られた

ぐんぐんと前に進む影山くん

その先には合宿に参加する生徒が泊まらない部屋だった

ここには人が立ち寄らない

＝助けてを求めても人はこない

頭の中で警報がなる

こいつから逃げろ，と

『お願い！はなしてっ！』

必死に逃げようとするが、手は離れない

影山くんは奥にある部屋の一室に私を連れ込んだ

ドンッ！

『いった…な、なんなの？』

部屋に入るなり、私を放り投げた

畳って結構痛い…

そうじゃなくてっ！

『ねぇ…きいてる…？』

黙るだけじゃ何もわからない

こちらに近づいてくる影山くんに対し

あの人はどういうつもりなのか

そう思う

私は後ずさりで後ろに寄るが壁につくと逃げ場は無くなる

『や、やめっ！』

口を塞がれた

荒げた声を出そうとも、声は出ない

ポロポロと涙は溢れるばかり

私に対しての恋愛感情を持っていることには何も言わない

人からの愛情は嬉しいもの

でも、こんな風に恋愛感情を乗っている相手をこう粗末に扱うのか

ぐいっ、

ショートパンツを下に下げられた

はっ！？

ジタバタと動いた

やめて,口では言えないから体で表す

するりと私のＴしゃつに手を入れた

ひんやりとした手に私は快感も何もなかった

もう終わりだ，そう、思った

トラウマは増えていく一方

カチャカチャとベルトを外す音が聞こえた

((((((え、こいつパジャマにベルトついてるの？？))))))

やばいなー

私は静かに目を閉じた

行為なんて、いつの間にか終わるだろうと思い

涙はもう

,

,

.

____________でなかった