"あおしろ"ってどこですか？【青葉城西】 (ページ13)

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新・お隣さん…？ページ13

ガチャ、

『ただいまー』

というものの、お母さんもお父さんも来ていない

残業か？

ら◯んら◯ん
と、大手メールサービスのアプリを開いた

_________今日は遅くなります、ご飯は適当に食べててね________

と母親からら◯んが来ていた

………今日はあんまりお腹減ってないしいっか

と、ご飯も食べず風呂に入った

パジャマに着替えるとスマホを持って二階の部屋へ向かう

一人にしては広い部屋

十分すぎるくらいある

カーテンが少し開いた窓からうっすら人影が見える

お隣さん？

ちらっっとカーテンの隙間から窓を除くと

あれ？高校生？

同い年くらいの男の子がいた

アシメでミルクティー色の髪の毛をしている

お人形さんみたいでかわいいなぁ…

はっ！なんか変態みたい

と思い、不自然ではないように

カーテンを全開にした

閉じるんじゃないのかよ

と思ったそこの貴方？

私はカーテンを開けて寝るタイプなのよ？？

ジャーっ！

とデカデカと音を出しカーテンを開けた

するとお隣さんは音に気付いたのかこちらを向いた

やべ、目合った

とりあえずペコとお辞儀されたのでお辞儀し返した

なんか話してみたいなー

寝るまでに時間もあるし

まだ寝たくなかったので私は窓も開けた

冷気が部屋に入ってきて少し寒かったので近くにあったジャージを羽織った

少し手を振ってみるとお隣さんも窓を開けた

大声を出さなくても普通くらいの声で届く距離だったため結構話しやすい……と、思う！

『夜分遅くにこんばんわー隣に引っ越してきた望月Aでーす
ちょっと話しませんか？』

やっべ、馴れ馴れしくしすぎたか？
↑やって後悔するタイプ

「あっ、こんばんわ。俺白布賢二郎です」

けんじろーっていうのか。覚えたぞ！

『えへへ…夜に窓越しで話すなんて初めてですよー』

白布「俺もですよ」

と、苦笑した

わ…かわいい…

白布「あれ？そのジャージ…確か、梟谷の？
梟谷って東京じゃなかったっけ？」

あ、確かに。梟谷のジャージだった

『あー私東京から引っ越してきたんですよ
もともと梟谷にいて、今の学校のジャージがまだ届いていないのでこのままで』

と、垂れてきた髪を耳にかけながら話した

白布「あーそゆこと？」

『けんじろーどこの学校？何部？』

白布「白鳥沢で二年でー、バレー部そっちは？」

白鳥沢…きいたことある…確か及川さんが…

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