いろいろありまして… ページ1
ちょっと、前
『えぇ!?お父さん転勤するの!?』
事の始まりはこれだった
父が仕事の都合で宮城に転勤する、と
東京の梟谷にいた私は
宮城の高校に転校するらしい
くっそ!たかが転勤で莉子((友達))と別れるなんて…(血涙)
「引っ越しは来週あたりからだから、荷物はまとめておいてね」
と、いつもの優しい声でいう母
でも、表情は少し暗めだった
私の意見も無視して始める引っ越し作業
すこし…いや、結構辛かった
友達と別れたくないその一心だった
母「………ごめんね、本当に突然で。」
と、立ちすくむ私の頭を撫でてくれた
そうだ、母も今の職場が楽しいって言ってたのに……
私だけが我慢してるわけではなかった
『ううん!だいじょーぶ!新しい学校でも友達作るから!』
と元気に言った
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いろいろありまして……
ついた!宮城!
母「急で悪いけど、お母さんこれから新しい職場で仕事なの
今からAはここの学校に行くから
あ、今はまだ制服届いてないから前の学校の制服でいきなさいジャージもね
先生には伝えてあるから
じゃあ、行ってきます」
と、一通り説明し、母は家を出た
新しい新居は前の家よりは狭かったが有意義に暮らせる空間があった
母に渡された"あおしろ"…青城と書かれた紙を持ち、私は家を出た
あおしろって略した言い方だよなぁ、
あおしろ高校なんて聞いた事ないし
一応学校には入学届け出すために入ったもからどんな学校かはわかる
外壁綺麗だったなぁ、
はっ、でも道がっ…!
道、わかんなぁい、
えっと、うーんと、
制服だってかわいかったから覚えてるけど、あおしろの制服の子いないっ!
右往左往していると、後ろから声をかけられた
「どーしたの?もしかして迷子?なら、及川さんにまかせなさい!」
と
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