すべてはシャドーハウスのために (ページ10)

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亡霊騒ぎについての調査ページ10

エミ「えっと…今日はお掃除しないんですか？」

ミア「この前の亡霊騒ぎについて星付きから有難い指導があるみたい」

貴方『それは有難いのでしょうか…』

するとエミリコの後ろから脚立を持った生き人形が現れた。そしてその脚立に前の怖い生き人形が登る

バー「静かにしろ！今から聞き取りをする！亡霊が出たのはどこかの班がサボったからに違いない！終わったら速やかに掃除に戻れ！」

順番で聞き込みをされていきとうとう自分たちの班の番になった。少し怖いと感じる

バー「次は"ぼんくらローズ"だな。あの時お前らの班はこびりつきを逃がした！どういうつもりだ」

ローズ「あれは逃がしたわけではないわぁ。あの日はちょうど授業をしていて…そう新しく入ったエミリコとイヴの…」

バー「相変わらず要領を得ないな！つまりは貴様らが掃除をサボったということか！」

ミア「新人のエミリコとイヴはまだ何も知りませんでした。あれほどの騒ぎは初めてだったので対処が送れただけです」

バービーからイヴたちを庇ってくれるミア。しかしバービーはこちらを睨みつけている

ミア「その後の処理はちゃんとしました。掃除もサボって這いません。私たちの持ち場をチェックして貰っても構いません」

バー「なるほど。よくわかった」

次の瞬間バービーはミアのお腹を思いきり蹴ったのだ。あまりの行動にイヴは驚く

バー「この班が全員ぼんくらだということがな！いいか"でしゃばり"！私は班長に聞いたんだ」

エミ「いきなり蹴るなんて酷いです！」

貴方『そうです！星付きだからといって蹴っていいはずがありません！』

バー「お前は確か以前窓から手を振った奴か。お前の頭は"お花畑"だな。あと貴様は…まぁいい」

貴方『？(変なあだ名を付けられると思ったのに)』

バー「お花畑。酷いと言ったか？私の指導に対しての言葉か？」

バービーがエミリコに近付いてくる。するとある生き人形がバービーにぶつかる。

バー「！？」

貴方『危ない！』

？「危ない！バービー」

イヴとブロンドの生き人形がバービーの下に滑り込み下敷きになる。助けてくれたことに感謝するが突き飛ばすのはどうかと思う

？「お怪我はありませんか？」

バー「おい貴様！どういうつもりで私にぶつかった！」

貴方『大丈夫ですか？バービー』

バー「ふんっ」

手を払いのけられるかと思ったがバービーは素直にイヴの手を掴み立ち上がる。そしてぶつかった生き人形が振り返る。