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エミ「まだ諦めないでください!私良い物を持ってきたんです!」
貴方『何を持ってきたの?』
エミ「地図です!同じ班のミアに描いてもらいました。ミアはとても頭がいいんですよ。上の階に住んでいるのでお手紙交換することを考えてくれました」
貴方『そんなことしてたんだ』
エミ「次の大掃除の日まで会えないのに連絡が出来るんです」
しかしショーンはエミリコの話を聞いても寝てしまった。よほど疲れてしまったようだ
エミ「三人で探しましょう」
ショ「待て」
エミ「やっぱり手伝ってくれるんですか?」
ショ「三人の分の毛布も持ってきている。寝たかったら寝ろ。それだけだ」
エミ「あ、ありがとうございます」
貴方『助かります』
エミ「寝ましょうか。確かに無理は良くないですからね」
結局みんなで寝ることになった。いつも一人で寝るため横に誰かがいるということにそわそわする
エミ「なんだかいつもと違って落ち着かないですね。天井が高いです。でも楽しいです。今まで寝る時に誰かが隣にいること無かったですから」
貴方『ショーンの言う通り休むのも大事ですよね』
エミ「はい!なんだかんだ言ってショーンは私たちを気遣ってくれます。私とイヴがバービーに怒られている時も助けてくれました」
貴方『あの時は本当にありがとう』
本当に目が悪くてぶつかったのか助けるためにぶつかったのかはわからないが助けてもらったのは本当だ。
ショ「俺がバービーにムカついただけだ」
?「ぐすっ」
貴方『大丈夫?泣いてるの?』
?「あ…あ…ご、ごめん…なさい。ごめんなさいっも…もう見回りはやめましょう。私のせいで3人に迷惑かけて…わ、私は…失敗作なんですから…私は…いらない子なんですから!!」
貴方『そんなことないよ』
エミ「嬉しいです」
貴方『え?』
エミ「やっと喋ってくれました!」
彼女はさっきから一言も喋らなかった。だからこそ喋ってくれたことにエミリコは嬉しいのだろう
エミ「迷惑なんかじゃありません!!ショーンとショーンじゃない方と仲良くなるきっかけになって嬉しいです!ね!イヴ!」
貴方『うん嬉しいよ。大丈夫だよ。きっと誰かが必要としてくれる。いらない子なんですいないんだから!』
エミ「私もイヴもショーンじゃない方と仲良くしたいです!」
貴方『つまりはショーンとは仲良くしたくないってこと?w』
エミ「ち、違います!ショーンとも仲良くしたいですよ!えっとつまり…」
ラム「ラム…」
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作者名:璃兎華 | 作者ホームページ:http://naofuml_yume
作成日時:2023年12月29日 18時