【シャドウサイド】続章〜4〜妖魔界と鬼族

157☆攻略 ページ7

向こうの攻撃は、糸だけみたいだ。

ただ、捕まってしまったら終わり。
絶対にミスできない。


｢召喚！私の友達出てこい青龍！｣

｢降臨！幻獣キリン！｣

｢憑依！剣舞魔神、朱雀！我に力を！｣


女郎蜘蛛が少したじろぐ。

｢ふ、強くなったねぇ、まぁ、そのぶん旨そうだ｣

直後に放たれた糸を交わし、青龍の攻撃が直撃した。

川のような水流なのに、アヤメちゃんの片手で止められる。

｢隙あり！｣

朱雀が後ろから切りかかった。

アヤメちゃんの後ろから出ているもやを狙っいるみたいだ。


そうか、アヤメちゃんではなくあれを狙えばいいんだ！

振り向きざま、振り払われた朱雀だが確実にダメージを与えられている。


｢もどかしいな、一気に切るぞ！洞潔、A！｣


酒呑童子、トウマのフドウ雷鳴剣を構えた洞潔と私で間をつめる。

｢鬼酔拳！｣

酒呑童子の攻撃で影が歪んだ。


まずいと思ったのか、アヤメちゃんのからだ全体から糸が放たれて、近くにいた私たちは軽く吹き飛ばされた。



でも、この流れなら勝てる！

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