検索窓
今日:2 hit、昨日:17 hit、合計:15,893 hit

181☆応転 ページ31

プリチー,ショウカンデアリマス


「ジバニャン!」

ケータはかまいたちを指差した。


「ジバニャン、あいつをやっつけて!」

「了解ニャ!」

流れるようなコンビネーションで、ジバニャンは百烈肉球を放った。



「なっ……ウォッチ使いかっ!」

今の今まで追い詰められていたのが嘘のように、かまいたちは身を交わし、風の速さで去っていったのだった。




「「……え」」


かまいたちに追い詰められる恐怖と、何が起こったのかわからないくらいの衝撃でケータ以外は固まっていた。


3秒くらい固まっていた後、ウィスパーが、「前の持ち主……確かでウィス、天野……ケータ君……」早口で呟く。


「どういうこと!?」

驚いて聞き返したケースケに、ウィスパーは大声で叫んだ。

「間違いないでウィッス、天野ケータ君こそ、選ばれし妖怪マスター!」

「ええ!?お父さん普通なのに!?」


唯一、動揺していないケータはまだあったんだ〜、等と呟きながらウォッチを眺めている。


「では、ジバニャンと呼ばれたあの赤い猫のマスコットキャラクターはあのジバニャンなのか!?」

ミッチーの問いかけにも、ウィスパーはブンブン頷いた。


「あのジバニャンは確かにジバニャンでウィス!」

「うん、ちょっと何言ってるのかわからないんだけど」

182☆再会→←180☆機転



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひか(プロフ) - にゃんこさん» わ、コメントありがとうございます!!ケースケ君の前世、私も本当気になります!犬種とか!(そこじゃない)あと、あの朱夏様がエサあげたり、散歩させたりしている姿がちらついて……尊い。そうだ、にゃんこさんの作品も、読ませて頂いています!ケース犬……。 (2023年3月13日 12時) (レス) id: 5008a64787 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ - ケースケくんの前世がほしい...(シャドサの亡霊)...あ、すいませんでした。面白かったです!! (2023年3月7日 17時) (レス) @page24 id: 3e9c7f1354 (このIDを非表示/違反報告)
T - こちらこそ!(*´∇`)面白い作品なので何回でも読めます! (2021年6月6日 11時) (レス) id: cc98960b0b (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Tさん» ありがとうございます!久しぶりのコメントだったのでメチャクチャ嬉しいです! (2021年6月5日 17時) (レス) id: 5008a64787 (このIDを非表示/違反報告)
T - 読んでてとても面白いです! (2021年6月5日 17時) (レス) id: cc98960b0b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひか | 作成日時:2021年3月2日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。