日常?6「犯人」 ページ7
切原のロッカー内は異常ではないほどに荒れていた。
更に中には切原の恥ずかしい写真も数枚入れたりなどした。
切原はムカついたのか目を赤目に変えれば下唇を強く噛む。
「くっそー。誰がやったんだよ・・・。」
「参謀、誰がやったかだいたいの予想はつくか?」
「いや・・・立海の中で考えても、今日は全員外に居た、それにマネージャーをしてくれた彼女も精市の隣に居たからこの中ではないと思う。」
「風紀の規律、学校の規律を守らなかった人が居る・・・というわけですか。」
柳生は眼鏡のブリッジの部分を中指でクイッと上げる
さすが紳士だ、いや紳士じゃないね。人の事助けなかったんだから。
「でも一体、誰が・・・。」
「他のテニス部の部員の可能性もあるかもしれねぇぞ?」
その時、僕は興奮が異常なまでに上がり胸がドキドキと高鳴った。
アハハハ。ニヤけが収まらない。
「あの・・・。」
「どうしたんだい?」
「皆さんの内の一人が隠し事してるって思わないんですか?」
僕はその言葉を言って誰が顔を曇らせるかを見ていた
勿論、バレないようにと。
傍に居た真田は「その可能性も・・・ありゆるな・・・。」と腕を組む
すると、偽紳士が僕の言うことに疑問を持ちこう質問する。
「ですが、木瀬さん。もしこの中に犯人が居たとしても、それをどう説明するんですか?」
ヤダなぁ、凄く楽しい
「僕、知ってるんですよね。途中で部室に入り込んだ人の事。」
今言った事に最初に喰い付いて来たのは柳だった。
そうそう、この調子だよぉ・・早く早く話を進めようか。
「何だって?それは本当か?」
「僕は嘘なんてつかないんで」
「じゃあ、率直に聞く切原のロッカーを荒らした馬鹿者は誰だ。」
僕はニヤっとしながら人物の名を上げた。
「・・・仁王雅治______。」
僕の日常のその一ミッションコンプリート
その翌日だった、仁王雅治は後輩虐めの暴力人として悪者扱いされ始めた
仁王に吐かれるのは暴言、仁王に振るわれるのは暴力
このままでは可哀相だと思った主人公はワザとらしい一言で仁王を助ける
ね?日常的でしょ?これが偽善じゃないかな?一応これでも復讐のつもり
何で僕がそんな事するかって?そうだね、君には特別に教えてあげようか。
僕、昔あの人達に虐められてたんだ、どうしてかまでは教えないよ。
まあとりあえず、僕の復讐はまだまだ続くよ
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ピクシー x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aann/
作成日時:2013年4月1日 19時