勘違い３ ページ3
.
どっかお店入ろっか、あ！俺スタバの新作飲みたい！と案外ノリノリな作間くん。
ホイップ追加で、と注文した作間くんのフラペチーノは生クリームもりもりだ、見てるだけで胸焼けしそう。
「Aちゃんカフェオレなんだ、それ全然甘くないじゃん」
『生クリーム得意じゃないから……』
ふーん、そう、と大して興味無さそうにストローをチューチューと吸っている。
うっとりとしながら美味しそうに飲む姿が、なんだか面白くて思わずふふ、と笑いがこみあげてきた。
「なに？」
『作間くんほんとに甘党なんだね、蒼弥から聞いてたけど』
そう言って、作間くんのフラペチーノとは対照的にさほど甘くないカフェオレに口を付けた。
……うん、このくらいの甘さが丁度いい。
「覚えといてね、これからAちゃんは俺の彼女になるんだから」
『っ、ごほ、っ！な、なに？！え？！』
「ちょっと！汚い！」
作間くんの突拍子もない発言に動揺してカフェオレを吹き出すところだった。
汚いと言いつつも、思いっきりむせた私に、紙ナプキンを渡して、背中を摩ってくれるのが作間くんの優しいところだ、……と思う。
『で、えっと、その、作間くんの彼女に？』
この言葉の真意とは。
こんがらがる頭で思考を巡らせてみたけれど、やっぱり……、作間くんが何を考えているのか全くわかんない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 948人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
京子(プロフ) - アオさん» 最後まで楽しく読ませていただきました。ありかとうございました＾＾ (2019年7月15日 23時) (
レス) id: 297433a5df (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 作ちゃんとどんどんいい感じになって好きになるのかな？って思ってたけどしっかしガリさんのとこに着地して、お互い素直じゃないけどちゃんと伝わったのがめちゃくちゃキュンとしました！ありがとうございましたお疲れ様でした！！ (2019年7月7日 19時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
ろーらーび〜がーる??(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！きゅんきゅんしました！終わっちゃって楽しみが１つ減っちゃいました。また、楽しみにしてます！！ (2019年7月5日 19時) (レス) id: 3521fe736a (このIDを非表示/違反報告)
yvvki3(プロフ) - アオさんのお話はTwitter含め全部が最高です！！ (2019年6月19日 15時) (レス) id: 88eb561889 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - 京子さん» ありがとうございます！よろしくお願いします〜(^^) (2019年5月28日 22時) (レス) id: 9c6ea69461 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月28日 0時
