番外編…星に願いを… ページ19
※神代類誕生日の夢小説です
※本編とは全く関係ありません
※付き合ってます
※大遅刻です、ごめんなさい
〜夢主side〜
寧々「は? 学校に居るの?」
6月24日、類の誕生日を祝いに私達は類の家に集まっていた。
家に入れてもらったのは良いものの、肝心の主役が居ないのだ。
寧々に頼んで類に電話してもらう。
類以外の4人が見守る中、スピーカー越しに類は呑気に言った。
類『ん? ああ、今は学校に居るよ』
…そして、上に続く。
司「何で今! 学校に居るんだ!!」
司が私達の心の声を代表して言ってくれた、いや叫んだのか。
いつも元気なえむも、今日は心なしかしょんぼりしている気がする。
寧々「とりあえず今すぐ帰ってきてよね。 もうこんな時間だし…』
寧々がそう言いながら、壁にかかっている時計に目をやる。
針が指す時刻は19:20。
窓の外もすでに暗くなっている。
寧々が通話を切ろうとした時、私は類に向かって呼び掛けた。
『類、そこで待ってて! 私が迎えに行く』
寧々「え? A1人じゃ危ないでしょ…!」
えむ「やだよ〜! Aちゃん一緒に待ってよう?」
類『…フフ、分かったよ。 待ってるね王子様』
私が王子様なのか…と思わず苦笑して、スマホと紙袋を持って立ち上がった。
3人が心配そうに見つめる中、私は類のお母さんに事情を話して家を出た。
家を出てすぐ、私は類に電話をかけた。
類『もしもし。 Aだね、どうしたんだい?』
『どこに居るの? 教室?』
類『いや、屋上に居るよ。 鍵は僕が開けたから入れるよ』
『はは、類いつか事件起こしちゃいそうだね』
類『人の笑顔のためにそんな事はしないさ』
電話越しの優しい声を早く隣で聞きたくなって、私は足を速めた。
…前、類に教えてもらった学校の裏口。
見回りの警備員さんが居ないか確認し、私は夜の学校に忍び込んだ。
靴を持ち、靴下のまま屋上への階段を駆け上がる。
4階に着くと、深海の青色みたいな幻想的な光が屋上へ続く
ドアの隙間から漏れている。
…まるで私を導くみたいに。
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ramune - めいさん» コメントありがとうございます!きゅんきゅんしてくれて嬉しいです。僕も親の前だと一人称変えてますよ笑 (2023年3月4日 23時) (レス) @page35 id: a4dd4a8261 (このIDを非表示/違反報告)
めい - まじで最高です!26話キュン死とかしそうてか僕もネット上では一人称僕ってゆってます!リアルは引かれるのでやめてますけどねw (2023年2月26日 15時) (レス) id: 1a8f013e22 (このIDを非表示/違反報告)
ramune - もぐもぐさん» ぎゃー!!ありがとうございます!!この作品にそんな時間を掛けて下さるとは…!次回作も内容しか思いつきません!ありがとうございます! (2022年12月23日 19時) (レス) id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
もぐもぐ - 今日話全部読んでみました.....!!!マジめっちゃ話面白くて、一気に読んじゃいましたwほんといい話でした。感動だぁ!もうずっとドキドキしっぱなしでしたwまた楽しみにしてます! (2022年10月15日 23時) (レス) @page46 id: 813177f50b (このIDを非表示/違反報告)
ramune - 海月ルナさん» ありがとうございます申し訳ございません…!! (2022年10月4日 21時) (レス) @page42 id: b281f98d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ramune | 作成日時:2022年5月11日 19時