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舞台稽古で疲れたから
何時もより少し長めに湯船に浸かって
上がるとリビングから聞こえる物音 。
チビにしては大きな音 ...
... まさか翔くん帰って来た ！？
急いで身体を拭いてリビングに戻れば
やっぱり居た 、 チビと戯れてる俺の彼女 。
「 そんな慌てて如何したの 、 笑 」
「 え 、 いや 、 如何したのじゃなくて
帰って来たなら声掛けて下さいよ ... 」
「 ... 御免ね ？
驚かせようと思って黙ってた 」
「 もう ...... 取り敢えず 、 お帰りなさい ！ 」
「 へへ ... ただいま 」
力いっぱい翔くんを抱き締めたら
ぎゅっと抱き締め返してくれる 。
愛する人と
" 只今 " " お帰り " を言い合える幸せ 。
本当に俺等同棲するんだな ...
... でも 、
「 こんな早く帰って来るなら
風呂入るの後にすれば良かった ... 」
「 何で ？ 」
「 折角だし一緒に入りたいじゃないですか ... 」
「 まぁそうだけど ... でも此れからは
飽きるくらい一緒に入れるじゃん 」
「 ... そういう所マジで好きです 、 」
「 んふ 、 知ってる 」
本当に翔くんは狡くて最高な人 。
俺が投げ掛けた事に
ドンピシャな答えを返してくれる
世界一の自慢の彼女 。
「 もうお風呂入ります ？ 」
「 うん 、 入ろうかな 」
「 上がったらマッサージしてあげますから
しっかり温まって来て下さいね 」
「 え 、 やった 。 直ぐ戻る ！ 」
着替えを引っ張り出して
風呂場に駆け込んで行った翔くん 。
こういうお茶目な所も大好き 。
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迷う念子 - 充電期間中に色々と苦しんでいた上田くんが今度は、休止に入って孤独になる翔くんを救うのか……胸熱。 (2021年7月24日 18時) (
レス) id: 31e82aa209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽ め | 作成日時：2021年7月24日 0時
