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竜也の体温と匂いが残る枕に顔を埋めて
匂いを嗅いでみたら
幸せな気持ちで心が満たされる 。
本当に 、 竜也は良い匂い 。
良い匂いと感じる人とは相性が良い 、
なんて言うけど 。
今まで出逢ってきた人の中で
一番好きな匂いが竜也だったり 。
竜也も同じだったら嬉しいな ...
「 只今 、 翔くん 」
「 おかえり 、 ありがと 」
布団を抜け出し竜也に抱き着いたら
逞しい身体で包み込んでくれる 。
「 んね 、 たつ 、 」
「 ん 、 如何しました ？ 」
「 俺って 、 どんな匂い ... ？ 」
「 ん 〜 ... 翔くんはね 、
赤ちゃんみたいな優しくて甘い匂い 。
守らないとって無意識に思っちゃう 。
... 今まで出逢った人の中で
一番大好きな匂いだよ 、 翔くんが 」
「 っへ ...... そうなの ？ 」
「 そうだよ 。 翔くんは ？ 」
「 ... 俺も 、 たつの匂いが一番好き 」
「 マジか ... めっちゃ嬉しいじゃん 」
竜也の首に鼻を擦り付けると
全身を竜也の匂いのベールに包まれた心地になる 。
全く同じ事を思ってたなんて
嬉し過ぎる ...
.
竜也にぴったりくっ付いたまま
髪や身体を洗い合って湯船に浸かる 。
湯船に浸かる時は
竜也にバックハグされるのが
お決まりなんだけど 。
「 んっ ... ふぁあ ... っ 」
「 ふふ 、 良い声 。 」
「 っ ... もう ... 」
項に竜也の指がかかったと思えば
独特の甘い刺激を感じた 。
「 うん 、 綺麗に付いた 」
「 ... 馬鹿 、 」
でも 、 何だかんだ竜也の唇の余韻は
大好きだからもっと付けて欲しい 。
... なんて事はまだ言えないな 、 笑
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迷う念子 - 充電期間中に色々と苦しんでいた上田くんが今度は、休止に入って孤独になる翔くんを救うのか……胸熱。 (2021年7月24日 18時) (
レス) id: 31e82aa209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽ め | 作成日時：2021年7月24日 0時
