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俺の家族と竜也 、
想像してた以上に仲良くなってくれた 。
親父と竜也が酒を酌み交わして談笑してる 。
何とも不思議な光景だ 。
「 幸せそうで良かったわ 」
「 ... 本当に 、 幸せだよ
こんなに幸せで良いのかって思うくらい 」
「 竜也くんなら大丈夫ね
... ところで 、 同棲するんでしょ ？
何処に引っ越すの ？ 」
「 あぁ 、 〇〇区の△△の辺り 。
たまたまお互いの条件にピッタリの
マンション見付けてさ 、
まだ工事中のド新築のマンションだよ 」
「 へ 〜 、 良い所見付けたのねぇ 。
引っ越す時は手伝いに行くから言いなさいよ ？ 」
「 ん 、 ありがとう
... 休止後になるとは思うけどね 」
「 そっかそっか 。
年が明けたらゆっくりしなさいね 」
「 うん 、 そうする 」
久し振りの実家でのまったりした時間 。
たまに竜也と目が合えば
何時もの優しい笑顔を向けてくれて
其れを見ていた母までが
何故かキュンキュンしてた 。
妹と弟は 、 未だに
母が引っ張り出してきたアルバムを見ながら
何やかんや言ってケラケラ笑ってる 。
.
あっと言う間に
兄弟皆それぞれの家に帰る時間 。
「 今日は集まってくれてありがとう
楽しかったよ 」
「 ... 俺の事を受け入れて下さって
ありがとうございます 。
此れからも ... 宜しくお願いします 」
「 此方こそ 、 翔を宜しくお願いします
また何時でも遊びに来て下さいね 」
「 はい ！ ... あ 、 そうだ 」
「 ん ？ 」
「 ちょっと目瞑っててもらえますか ？ 」
「 うん ... ？ 」
言われた通りに目を瞑って待ってると
少し離れた場所で何やらゴソゴソしてる竜也 。
此方へ戻って来たのを感じて
" もう良い ？ " と尋ねたら
" まだ駄目です " だって 。
何だ ... ？
ふと竜也の手が俺の左手に触れたと思えば
薬指にひんやりとした感触 。
え 、 まさか ...
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迷う念子 - 充電期間中に色々と苦しんでいた上田くんが今度は、休止に入って孤独になる翔くんを救うのか……胸熱。 (2021年7月24日 18時) (
レス) id: 31e82aa209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽ め | 作成日時：2021年7月24日 0時
