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13 主人公side ページ14

ハンターの準備ができてから、その例の耐えられないサバイバーは耐えられないかもね、と言うめまいのような現象だが




A「ま、まだ頭グルッグル回ってんだけど、ウッッエ」




私はどうやら耐えられないサバイバーだったらしい


聞いていたよりもずっと辛くて、終わった後の倦怠感がすごすぎて動くことができない、と言うか立ち上がることさえ難しい

目の前がまだぐるぐる回っていて、少しでも動けば全てをリバースしそうだ。なるほど。ナワーブはこんな感じだったのか。お疲れ。





どうやらステージは赤の協会で、私がスポーンしたのはゲート近くの壊れる壁の暗号機の前




目の前に暗号機があるのはわかっているし、この場所は運悪くもファーストチェイスを引きやすい場所だからそろそろ動かねばーーと思っていた矢先、あの私が一番好きで一番怖い鼻歌が聞こえて来た終わったー。動けないこう言う時、あれを使うのだろうか「今ちょっと重い!」









リッパー「……」



A「……」






あ、目の前に居たんですね。









気づかないほどに私は体調が絶賛悪くなってしまったようだ。


ハンター側も珍しいものを見た、とでも言うような目でお互いにしばらくの間見つめ会う。


寝転がっているからか、仮面は随分遠くに感じ、リッパーの大きさを痛感する。




リッパー「ふむ。新しいサバイバーは、寝転がることでハンターの意識をそらす特質ですか?なかなか地味ですね〜。これで存在感を貯めるのも面白くはないので、では。さようなら」




A「」







おいまじかよどっか行っちゃったよ。こちとらヒーローだぞ?!あとでその仮面を涙でぐしゃぐしゃにしてやるからな!とでも言うような目線を大きな背中に思いっきり送るが気付く気配がない

そりゃそうだ。少なくとも相手はとんでもないサイコパス。私のチンピラ以下の視線など、道を歩く蟻のように些細なものだろう


まあ、とりあえず、立とう。






A「うっ。吐きそ」






上半身を起こして見たのはいいもののやはり吐き気がすごい


しかしあれだ。このゲームは解読しなければならないんだ。


頑張ってよいしょと、その体を起こし、暗号機の前に立ち、両手を添える



カチッとボタンを押せば、親の声より聞いた音。暗号機のあの音が直で聞こえる。

A(これが、これが暗号機!!ナワーブはこの音が怖いのか。)




自然とにやけてしまう頰に力を入れながら解読を進めた

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イルカは居るか(プロフ) - 三日月さん» ワァーー!とっても嬉しいお言葉ありがとうございます!励みになります!頑張っちゃいます! (2019年8月20日 15時) (レス) id: fd1ff8d4cc (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - とても面白いです!更新頑張って下さい! (2019年8月20日 8時) (レス) id: 82ace63b88 (このIDを非表示/違反報告)
イルカは居るか(プロフ) - マルゴト苺さん» アーーー!ありがとうございます!気づきませんでした汗!すぐに直します! (2019年8月8日 20時) (レス) id: d4951d3408 (このIDを非表示/違反報告)
マルゴト苺(プロフ) - 初コメ失礼します。イライ君とリッパーさんの絡み方凄く好きです!それと「必ずお読みください」でエウリュディケ荘園がエウリュディケ×2荘園になってます…!(小声)更新頑張ってください! (2019年8月8日 20時) (レス) id: 5d5ff2d8e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イルカは居るか | 作成日時:2019年8月8日 20時

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