小悪魔と俺 (ページ50)

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とりあえずiPhone手に取って電話かけるも出ないし
慌てて会計すませて店の外出て辺りをぐるって
見渡しても姿がない。

歩いて帰ったりしてないよな？
はあ、すぐに引きとめればよかった
俺のバカ。

とりあえずタクシー乗ってAん家向かうけど
いる様子もないし自分の家にも帰ってみたけど
こっちにもいなくてそうなると、

着信:アキちゃん

『もしもし、』

アキ｢れおくん。こんばんは。｣

『こんばんは。もしかして、』

アキ｢うん。そのもしかして。
なんかあった？Aいきなり来るなり
泊めてって言ってるし理由聞いても
れおなんて嫌いってしか言わないし。｣

『迷惑かけてごめん。
あいつさ、ずっと電話鳴ってるのに
出なくって意味わかんねえから男かって
聞いたら帰るって言いだして、』

アキ｢あー、、そっか。
Aれおくんにまだ言ってないのか。

あのさ、Aいま男につきまとわれてる。

連絡先も教えてなかったんだけど教えるまで
帰してもらえなかったみたいで。
案の定教えたら毎日のようにかかってくるって。
取引先の人だしブロックとかはできないし
どーしよって言ってた。｣

『、、聞いてねえけど。』

アキ｢隠してるつもりではなかったみたいだし
れおくんに相談するって言ってたけど。

Aには頼れるのれおしかいないし
れおならきっと助けてくれるからって。

でも最近忙しかったんでしょ？

ほらA、LINEも電話も苦手だから。
顔みて話したかったんだと思うし
言うタイミングみてたんじゃないかな？

今日のご飯もたのしみにしてたよ。｣

あ、たしかにあのときなにか言いかけてて
それを遮ったのは俺で。

『俺ひどいこと言っちまった、
A泣いてた？』

アキ｢泣いてないよ。
でもものすごく落ち込んでる。

大好きなお菓子もいらないって、｣

『そっか、、
ごめんアキちゃん。今日は面倒見てやって。』

アキ｢迎えこないの？｣

『うん。今日は行かない。

そんでさ、そのつきまとってる男って、』

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ありがとアキちゃんと言い電話を切る

久しぶりにひとりで寝るベットは
ただただ広く感じた

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こんな中途半端なところで移行すみません💦
とりあえず書きたい話が少しだけあったので
もう少しだけ続けようと思います。