小悪魔と俺 (ページ43)

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｢、お！れお！
もう！れおってば！！｣

『、、は？』

｢ちょっとなに寝ぼけてんのー！
今日何時からなの！？
シャワーも浴びてないし間に合うの！？｣

目を開けるとベットに片足かけて俺の肩を揺らす、
通勤用のラフなスキニーにニットを着た
Aがいて

え、まさかの夢？

うそだ。どっから？

もしかして俺ベット入った瞬間に
寝ちゃってた、、？

『、、いま何時？』

｢ 7時！
Aもーすぐ家出るからね｣

なんて寝室を出ていってしまう

ちょっと頭混乱中。
そんな夢見るなんてさ、

『欲求不満かよ、、』

シャワーを浴びるため寝室を出ると
玄関でちょうどAがパンプスを履いてるとこで

｢いってくるね！｣

『行ってらっしゃい。
気をつけろよ、電車とか帰り道とか
変なやつに声かけれても、』

｢はいはい。大丈夫だってばー。
、、ふぁぁ眠いよー｣

大きなあくびをして涙目のA

『どしたの？
そんなに眠そうなの珍しい。』

｢は？れおが起こしてきてなかなか
寝かせてくれなかったんじゃん！！｣

『、、へ？』

｢もおばか！いってくる！｣

ガチャンと勢いよく閉まるドア。

ちょ、おいどっからどこまでが夢だよ。

おい、Aー！！

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(さて、どこからどこまで
現実でしょうかね？)

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