小悪魔と俺 (ページ42)

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只今の時刻は2:34

年末の忙しくなる前にと集まった
メンバー飯会で普段は酒に飲まれない方なのに
珍しく今日は酔ったなー

ふらふらの状態でなんとかタクシーに
乗り込みなんとか家までもたどり着く

今日家に来てるって言ってたっけ、

鍵をあけて起きてるわけもないと
わかってるのにちょっとの期待を込めて
玄関でAの名前を呼んでみる

『 Aー玲於くんのお帰りだよー』

なんだよ玲於くんって
自分でも想像以上に酔っ払ってんな。

寝室をのぞくと俺に気づくわけもなく
規則正しい寝息を立てている。

『おい、俺帰ってきたけど』

いつもは寝かしてやるのになんだか
今日は起こしたくてしょーがなくて
ちょっかいをかけてみる

『おーい。おきてーAー』

アウターだけ脱いで着替えもせず
ベットに入り肩を掴んで揺すってみるけど
全然起きる気配なし

｢んー、｣

寝返りをうつAはよく見ると俺の
パジャマにしてるトレーナーを着てて

『それ俺んのじゃん。
なあ、起きろよ、』

俺が着てもダボってしているトレーナーは
こいつが着るともうそりゃオーバーサイズで
、、胸元見えてる。

普段なら見て見ぬふりして布団かけてやって
そのまま寝る紳士な俺だけど今日は酒のせえかな、
ちょっと我慢できねえ。

顔を覗き込んでAの唇にそっと口付ける。

1度、触れてしまったら止まらなくて、
何度も何度も啄むように触れる

｢ん、え、れお、、？｣

『やっと起きた。』

｢なにしてんの、｣

『ん？キスだけど。』

｢、、なんで｣

『俺、Aが好きだよ。
だからお前の全部が欲しい。
お前も俺が欲しい？』

｢、、いつもれおをAだけのものに
したいって思ってるよ｣

至近距離で見つめ合いお互いが
吸い寄せられるように再び触れる唇

どんどん深くなるキスにトレーナーに
手をかけ直に肌に触れようとしたそのとき、

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