小悪魔と俺 (ページ40)

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｢あ、れお！ペットショップある！
ちょっと寄ってこー！！｣

いつもよりはやく仕事が終わった今日
週末だからA休みだし暇してねえかなって
連絡いれたらちょうど用事終わって
その辺プラプラしてるって言ってて
合流してから飯行くことになった

その途中で見つけたのがペットショップ。

｢わー可愛いー
抱っこしてもいいですか！？｣

真っ白いポメラニアンの子犬を店員さん
に抱っこさせてもらっているA

うわ、ダブルで可愛いな。
ペットとか興味なかったけどちょっと良いかも。

｢一人暮らししてからね、寂しくって
わんちゃん飼おうかなってずっと
悩んでたんだよね、、
うちってペットOKなのかな、、｣

『そこ確認してないの』

｢うん、、
本当に連れて帰りたい、、｣

と犬を抱っこしながらうるうるな目で見上げてくる
それと同時に犬の方まで俺の方を
見つめてきて、、

いやいや、そればっかりは俺どうしようも
できねえ！！

Aが欲しいものならいくらのものでも
買ってやりてーけどペットってなったら
話は別だわ。

『とりあえず確認してからのが
いんじゃねえの』

｢そうだよね。そうする、、｣

渋々犬をおろしてペットショップをあとにする

｢可愛かったなあ、、｣

『なあ、』

｢ん？｣

『寂しいなら毎日でも俺ん家きていーよ。』

｢ふふ。ありがとれお。｣

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