小悪魔と俺 (ページ23)

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ねみぃ、、

結局日付越えても勝つまで何度もまたやろって
言うAに折れてわからないように
わざと負けてやったんだけど完全寝不足です。

なんと仕事乗り切って事務所を出てタクシー
拾ってAの会社に迎えに行ってから
約束の店へ向かう

直人さんはスタジオ近いらしくて
店で合流することになっていた。

『おつかれっす。遅くなりました、』

直人『俺もいまきたとこ！
れおおつかれー！Aちゃんこんばんは！』

｢直人さん、お疲れ様です！！｣

ちょーにっこにっこの笑顔で直人さんの
横に座ろうとするA。

『おいお前なんでそっち座んの』

｢だめ？｣

直人『まあたまにはいいじゃん
よし、のも！れおビールでいい？
Aちゃんジュースだっけ、』

｢はい、オレンジジュースください。｣

『｢かんぱーい｣』

｢やだー直人さんちょーおもしろーい！｣

なんてさりげなく直人さんの腕に触れたりとか
上目遣いで顔をじっと見つめたりとか、

そういうとこだよそういうとこ！
本当にこの小悪魔め。

｢直人さんめちゃくちゃ話おもしろいし
連れてきてくれるお店のセンスもいいし、
本当にたのしいなー｣

直人『嬉しいこと言ってくれるじゃん！
玲於さえよければ俺毎週でもAちゃんに
ご馳走様しちゃうのに』

『だめです。』

直人『わかってるよ。笑』

直人さんがAのことそういう目で
見てないのはわかってるし、
でもいやなもんはいやなんだよね

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