別れ ページ13
れとsaid
千「あ！兄さんいた！」
え、なんで
玲「なんでここさおると…!?母さんまで…見送りはいらんって言うたばい」
母さんは特に仕事あるのに…!?
祥「ふっ…そげなと俺らが鵜呑みにするわけねーやろ兄さん…」
玲「…ドヤらんでもろうてよかね」
祥「これから戦場に行く兄ば誰が見送らんっちゃん!?えぇ!?」
千「そうばい！」
そんな二人をくすくすと笑いながら見守る母さん。
…戦場…
表現として間違っては…いや、間違ってるな…
祥「…っていうんなまぁ冗談。w…後悔せんごとやってきんしゃい、ってだけ言うとくわ。wなんにも知らん俺は、頑張って、なんて無責任なことえずうて言えんにんしゃい。w」
あぁ、なんか祥羽も成長したなぁ
あんな…泥団子作っては壊して号泣してた子が、こんな…
いや、まぁ、当たり前なんだけど…
千「兄さんの歌、うちん中では世界一、いや、宇宙一上手かし、ばり好いとーけん！自信もって！」
昔から変わらないな、千代は。
ずっと、そうやって言ってくれてた。
母「無理だけはせんで、全力でやってきんしゃい」
玲「…ありがと」
千「…兄さん泣きよー？」
祥「俺らん激励に感動しちまったか…」
…ドヤ顔するのは本当にやめてもらっていいかな。
玲「しょーさんとちーさんの成長に感動して泣きそうになっとーかな」
祥&千「そっちなんかーい!!!!!!!w」
流石双子、ぴったりハモってる。
ｳﾞｳﾞｳﾞ ｳﾞｳﾞｳﾞ
玲「あ…」
スマホのアラームが鳴った。
もう新幹線に乗らないといけない。
玲「そろそろ行かな…」
「ちゃんとご飯食べりーよ」
アラームを止めながらそう呟くと母さんが手を握りながら僕に言う。
玲「うん…しょーさん、ちーさん、なんかあったら連絡して。遠慮とかせんでよかけん。よかね？すぐには駆けつけられんばってん、サポートはするけん。」
千「わかっとー！」
祥「マジでやばか時は連絡するばってん、もう俺ら中学生やし？多少んことは大丈夫よw」
玲「そうやろうけどね…」
心配なんだよこんなでもさ…
拭えない心配に無理矢理方をつけ、心を決めた。
玲「…じゃあ、行ってくる」
母&祥&千「いってきんしゃい！！！」
もう何度もこんなことやってるけど、やっぱり名残惜しい。
福岡から東京って遠いし、何より今回は人生が変わるかもしれない面接を控えてる。
でも今いろいろ考えたってどうしようもないしなぁと思いながら新幹線に乗り込んだ。
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すちくん推しかもしれないヤツ@にわかシクファミ(プロフ) - 椿姫さん» そうですよね…難しいなぁ… (2023年4月12日 22時) (
レス) id: 0bcbf23f36 (このIDを非表示/違反報告)
椿姫 - 方言と標準の見分けがつかないから標準使ってる可能性はあるのか… (2023年4月12日 22時) (レス) id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
椿姫 - まあ、標準はあまり使いませんｗ けど、やっぱ使っていきたいし、次の世代も使って欲しいなあ (2023年4月12日 22時) (レス) id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
すちくん推しかもしれないヤツ@にわかシクファミ(プロフ) - 椿姫さん» 特徴的な方言があまり存在しないところの人間としては方言羨ましいなぁなんて思ってたりしますが、使わない方が多いんですね…。なくなるのは悲しい…布教するしかないのか…（？） (2023年4月12日 21時) (レス) id: 0bcbf23f36 (このIDを非表示/違反報告)
椿姫 - やっぱそうなんや…。普通に使っとるけんわからん(笑) 今の博多弁って死語が多くて私が一番クラスで使ってるけどそこまで。いつかなくなりそうで悲しい… (2023年4月12日 20時) (レス) @page13 id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すちくん推しかもしれないヤツ@にわかシクファミ | 作成日時：2023年3月28日 18時
