出会い ページ2
れとsaid
※基本的に一人称です。
7月上旬、かなり早めの夏休みに入ったため東京から実家に帰っていた。
課題を終え、自室から出ると妹・千代がスマホを片手にはしゃいでいた。
千「あっ！いれいすから動画出とー！」
玲「『いれいす』ってちーさんが好きなアイドル…だっけ？」
そういえば前に聞いたことあるような、と思い弟の祥羽に聞く。
祥「アイドルっちゃアイドルばってん、ちー曰く『歌い手グループ』らしい。初〇ミ〇とか、そげなとが歌うとーボカロ？ばカバーしとー人の集りなんやって。…初〇ミ〇は生身ん人間やなかけんね？w」
玲「わかっとーって…」
絶対この子前に間違えたの馬鹿にしてるじゃん…
千「え!?いれいすのないちゃんとすたぽらのこえくんがプロデュースする新人歌い手グループ!?」
突然叫んだ千代に祥羽と二人でびっくりする。
祥「おわ、びっくりしたぁ…ちょっとちー、でかい声出しなしゃんなよ…」
千「いやだって、推しがプロデュースする歌い手グループばい!?最高に決まっとーばい!?」
千代の興奮に若干引いている祥羽。
玲「よかったねぇ…？」
千代のスマホを見せてもらう。
〔踏み出す一歩が人生を変えるかもしれない〕
〔君の声が誰かの人生を変えるかもしれない〕
〔すべての歌い手グループを越える〕
〔史上最大の歌い手グループを創るのは君だ〕
〔オーディション〕
〔スタート〕
玲「へぇ…ちーさん応募すると？」
千「ううん、男子しか応募できんけん。…あ、しょーちゃん！応募してこい！w」
祥「はぁ!?俺まだ学生やし歌上手うなかし、興味もなか！ってかいれいすん初兎さんと同じ呼び方しなしゃんな！」
この様子をみると僕がいない間も仲良くやってたんだなぁ、と少し安心していると、火の粉が飛んできた。
千「じゃあ兄さん応募する？w歌上手やし！」
曇りのない瞳で見つめられると断るのに少し良心が痛む。
玲「僕はよかばい…こげなんな、もっとキラキラしとー人がやるっちゃん」
祥「興味はあるったいね？」
玲「興味はある。そりゃ否定せん。ばってん、無理ったい。大学にもまだ通っとーし、第一、僕なんかができる訳なかばい。」
千「あぁ、もう！グダグダうるさかねぇ！」
玲「え、ちょ、ちーさん？」
珍しく声を荒らげる千代。
祥「ちー、言うたれ言うたれ」
玲「しょうさん？」
いちいち博多弁に変換するサイトに打ち込んで、変換されたやつをコピるから超絶めんどい。w
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すちくん推しかもしれないヤツ@にわかシクファミ(プロフ) - 椿姫さん» そうですよね…難しいなぁ… (2023年4月12日 22時) (
レス) id: 0bcbf23f36 (このIDを非表示/違反報告)
椿姫 - 方言と標準の見分けがつかないから標準使ってる可能性はあるのか… (2023年4月12日 22時) (レス) id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
椿姫 - まあ、標準はあまり使いませんｗ けど、やっぱ使っていきたいし、次の世代も使って欲しいなあ (2023年4月12日 22時) (レス) id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
すちくん推しかもしれないヤツ@にわかシクファミ(プロフ) - 椿姫さん» 特徴的な方言があまり存在しないところの人間としては方言羨ましいなぁなんて思ってたりしますが、使わない方が多いんですね…。なくなるのは悲しい…布教するしかないのか…（？） (2023年4月12日 21時) (レス) id: 0bcbf23f36 (このIDを非表示/違反報告)
椿姫 - やっぱそうなんや…。普通に使っとるけんわからん(笑) 今の博多弁って死語が多くて私が一番クラスで使ってるけどそこまで。いつかなくなりそうで悲しい… (2023年4月12日 20時) (レス) @page13 id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すちくん推しかもしれないヤツ@にわかシクファミ | 作成日時：2023年3月28日 18時
