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episode6 ページ8

今から自己紹介だと思うと急にバクバク心臓が跳ねる。


今まで人とは余り関わらずに生きていた。
人生の中で関わった人と云えば、バカ目隠しと高専の2,3年だけ。

それ以外は全員知らない。
元々閉じ籠もって生きていたし。あたしが世間知らずなのもあるし。


自己紹介なんて人生初めてだ。

「ブルーロックの人達ってどんな人なんですかね!楽しみー‼」
…七音ちゃんて、人生何時でも楽しんでそうだな。うらやまし。


『うん。そうだね。出来れば関わりやすい人が良いんだけどな。』

しばらくして。
モニター画面の奥に選手達が写った。


沢山人が居る。300人も居るんだもんな。まあ今は一寸減ったか。

「〜〜〜〜〜〜。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…」
絵心さんが何か話しているが全く耳に入ってこない。


「と、言う訳で新しいマネージャーを紹介する。」
と言って絵心さんが画面から消えると、写っているのはあたしと七音ちゃんだけ。


最初に、七音ちゃんがニッコリ笑顔で
「天照七音です!16歳です!仲良くしてくれたら嬉しいです☆」

と可愛く自己紹介していた。
それに赤くなるブルーロックの選手達。

七音ちゃん一目惚れやら初恋やらごっそり持っていったな。
初心な反応の人もいるし。


フワフワの笑顔で明るく挨拶していた七音ちゃんがこちらを向いてじゃあ、次世戸さんどうぞっ!
と眩しく光る笑顔のまま言ってきた。

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作者名:メレンゲドール | 作成日時:2023年10月8日 21時

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