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episode4 ページ6

A視点


柊乃祷琴を片手にあたしはブルーロックの中に走り始めた。
柊乃祷琴はそこそこ重く、走る速度が低下する。早速大きな呪霊を見つけた。


あたしは地面を強く蹴りそのまままだあたしの存在に気付いていない呪霊の脳天目掛けて柊乃祷琴を振りかざした。









ぶしゃッ‼という肉が切り裂かれる音と呪霊が上げた言葉になっていない甲高い悲鳴が耳に響く。
その直後に遅れて呪霊が灰になって消え去っていったのと同時に頭に大量の紫色の血を被せられた。


数分後に真っ黒だった一面にライトの光が一筋だけ通ってきた。


「That's awesome.流石呪術師だ。」
と無表情で言いながら絵心さんが近付いてきた。


てか今の絵心さん無表情、絵心さんの顔、ライトの位置で軽く心霊写真撮れそうだ。

「今日はもう遅いため、明日選手達にAさんのことを紹介するつもりだ。
それまでに…」

と言いながら絵心さんは鞄を漁る。
数秒後に出てきたのは幾つもある分厚いファイルだった。

「選手の顔と名前を覚えてもらいます。」
と言って分厚いファイルを渡してきた。


『…分かりました。』
絵心さん鬼畜説誕生。


あたしは結局睡眠時間が無くなりそうだ。
と思いながら選手達の顔と名前を速読した。

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作者名:メレンゲドール | 作成日時:2023年10月8日 21時

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