episode12 ページ15
前回までのあらすじ
チームVの部屋まで行けと言われたがどこか分からず迷子になる一行(?)
すると突然誰かが飛び出してきて…!?
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おかっぱのインナーカラーの選手。
年齢は同じか1つ下だろうか。
興味津々といった様子でこちらを見つめてくる選手はまるでクレオンを持って画用紙を目の前にした子供のような瞳だった。
ていうか、自己紹介をきちんと聞いていた真面目さに驚く。
そこまで真面目そうには見えなかったな。
「おい。蜂楽ー…ってマネージャーさん?」
ばちら?くんが飛び出して来たところからひょっこりとやってきた双葉の人。
この人なら場所わかるかな。
『あの…「あの!チームVの部屋ってどこかわかりますか?今迷子になっちゃってて…」…』
盛大なる被り。
もう黙ってる方が良さそうだな。
「チームVですか?」
と、双葉の人が丁寧に道案内してくれている。
「なるほど!ありがとね!」
七音ちゃんが手を握ると双葉の人の顔が一気に赤くなった。
「私、天照七音!1年!君たちは?」
「俺は潔世一。こっちは蜂楽。2年」
3人がキャーキャーと騒いでいるのを微笑んで見ながらあたしは横で呪いを踏み祓って行く。
お話が終わったようで七音ちゃんが二人に手を振ったのを確認してあたしはあるき出した。
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作者名:メレンゲドール | 作成日時:2023年10月8日 21時