メンバーはじゃすみんです。 (ページ7)

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もう本番前。

結局直前までトイレで座り込んでいた。

さっき風磨にもなんて言ったかあんまり覚えてない。

A「はあ、、頑張んなきゃ、」

スタッフ「それではSexyZoneさんお願いします！」

そう言われて、舞台袖から出てMCの横に腰をかける。

河合「さあ！SexyZoneに来て頂きました！」

「「お願いしまーす！」」

いつもは何も感じないこの場所が、今は光が眩しすぎて気持ち悪い。

桐山「Aは？どう？」

A「、、え？あ、ごめん何の話？笑」

桐山「ちょっと～、聞いとってや～笑」

河合「今から歌う曲、Aにとってはアクロバットもあったり、結構大変だと思うけどどう？笑」

A「あ、えと、この曲は、私の長所を唯一出せるので、大変よりも、楽しいって気持ちの方が大きいです！」

桐山「お～、せやねんな～！濵ちゃんとかもアクロバットがある曲は結構いきいきしてるんよな～」

河合「確か神山とかと一緒にアクロバットの練習したりとかしてるんだよね？」

A「はい！神ちゃんと濵ちゃんと一緒に混ぜてもらって練習してます！」

桐山「あの二人によーついていくなあ笑やからA体力あるねんな～笑」

A「体力には自信あり！笑」

河合「じゃあ他のメンバーにも聞いてみようか～」

なんかおかしかったかな、いま、、

やばい、早くはけたい、アクロバット大丈夫かな、

ちゃんとやりきらないと、、、

桐山「それでは、準備お願いしまーす！」

「「はいお願いしまーす」」

立ち上がろうとした時、

桐山「A、頑張れ、でも無理はすんな」

隣にいたあっくんが何か気付いたのか、私にしか聞こえないような声で、そう言ってくれた。

A「あっくんありがとう」

私も小さな声で返して、ステージに向かった。

あっくんのお陰もあってか、さっきのような立ちくらみはしなかった。

A「頑張ろ。」

定位置につき、曲が始まる。

～♪～♪～♪～

無事に曲を終えることが出来た。

いつもよりアクロバットの高さはなかった気がしたけど、失敗しなくてよかった。

中島「Aお疲れ、大丈夫？」

ステージ裏に来てすぐに、そう声を掛けてくれたのに

A「うん、大丈夫だよ、ありがとう」

素っ気なく返事して、すぐに楽屋を出た。