メンバーはじゃすみんです。 (ページ2)

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楽屋にてページ2

A「お腹すいたあーーーーー」

佐藤「A、これ食べる？」

菊池「太るぞ」

A「うるさいな！まだ何も言ってないし！何も食べないよ！水飲むからいい！」

そう言って私は持参したペットボトルの水を持って楽屋を出た。

A「ほんと風磨ってなんでああなの？ほんとむかつく！」

口ではこう言っていても、やっぱりメンバー(主に風磨)と言い合いになるのは嫌。

A「なんでいつもこうなるんだろ、」

自分が最近イライラしてるからか、風磨と言い合いになることが多くなった。

いつもはなんてないことも、いちいちイライラしてしまう。

A「情緒不安定過ぎ、、、」

ブツブツ言いながら歩いていると、誰かにぶつかってしまった。

(( ドンッ ))

A「ごめんなさい！ちょっとぼーっとしてて、」

そう言って前を見たら、

桐山「おお、Aか！ごめんな、大丈夫か？」

A「あっくん、、！！！」

桐山「ほら、立てる？」

しりもちを着いた私に手を差し伸べてくれる。

A「うん、ありがとう」

桐山「じゃあ、気を付けな？笑」

そう言って歩いていくあっくん。

でもまだ一緒いたくて、今は誰かと一緒にいたくて、

A「まってあっくんっ、！」

そう言って私は後ろから抱きついた。

桐山「え、えーと、、、A？」

好き好き言いながら、いつもはこんな事しない。

好きでも手は出さない主義だから。

桐山「A、？どうしたん？笑」

困らせているのも分かっている。

あっくんは優しいから笑ってくれていることも。

A「もうちょっとだけ、このままでいさせて、、」

その後あっくんは、何も言わずに後ろから抱きついている私の手を、優しく包み込んでくれた。

桐山「なんかあったんか？俺で良かったらいつでも聞くからな、辛かったらすぐおいでな」

いつもの優しい声で、そう言ってくれた。

安心する声だと感じると同時に、急に泣きそうになってきた。

A「ご、ごめん！また、あっくんの楽屋行くね！」

そう言って私は、あっくんが向いていた方向と逆方向に走った。