【原神】冷たすぎるけど愛されてるらしい （オチ広場）

夢主ちゃんの過去編（2） ページ6

｢ふーん、そっか、今まで辛かったねえ、｣


『今から死ぬから。飛び降りて』





そして飛び降りようとした瞬間


ぐっと手を掴まれた


｢…だめだよ命を軽く扱っちゃ、｣


『私の何がわかるって言うの？？私はもう楽になりたいの』


｢楽ってなに？死んだら楽になれるとでも思ってるの。｣


『…うるっさい！！なんで、私はあんたなんかに指図されなちゃいけないの！？意味わからないッ！！』

｢ほら、本当は死にたくないんでしょ？飛び降りても、すぐには死ねない。ちゃんと痛みを数分味わって助けてって思っても誰も来てくれない。それでもいいの？死ぬってね、簡単なことじゃないんだから｣



｢いつどんな時も命を軽く扱ったらダメ、死を理解し死を尊重してこそ、生きる価値を理解できるのよ｣






それで何かが動いた、

｢ほら、いっぱい泣いてもいいんだよ｣



ヨシヨシと撫でられれば


涙が止まらなくなるじゃない


『うっ、辛かった、なんで私がこんな気持ちにならなきゃいけないんだろって、、うっ、ううっ、』



｢安心して。もうその人たちは、死だから｣



胡桃の言ったことは少し理解できなかった
今でも分からない






これが私の昔。

けど今は辛いけど、胡桃の言葉が忘れないように胸に閉まっている。




ふふ、なんだか笑えてくるなあ

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