中島さんちの姫ちゃんと菊池くんちの王子くん

１５−王子くんパパ ページ15

・風磨side




新築祝い当日




朝から中島とバタバタとセッティングして



スタート時間より早く来てくれた


マリウスと松島に優磨と美姫ちゃんの面倒をみてもらってる




マリ「優磨くん、僕の名前いえるかな〜？」


優磨「マリたん！」


マリ「おー！優磨くん、おりこうさん♪」


聡「じゃあ、俺は？」


優磨「とうたん」


マリ「優磨くん違うよ(笑)聡ちゃんだよ！」


優磨「とうたん！」


マリ「風磨くん！優磨くんが聡ちゃんの事、とうたんって言ってるよ！」


風磨「あぁ？(睨)今、忙しいんですけど」




さっきから、何台もあるバーベキューコンロの炭おこしでヘトヘトなんだよ！




聡「いや……優磨くんが俺のこと、とうたんって言うから…」


風磨「あぁー(笑)優磨、《さ行》が苦手だからな！好きって言葉だけは、はっきり言えるけど」


聡「そういう事かー(笑)ビックリしたぁー、優磨くんのお父さん、俺かと思った(笑)」


風磨「んな訳ねぇだろ！目も口も俺にそっくりで可愛いじゃん(ﾃﾞﾚ」


マリ「出た！久しぶりに見た！風磨くんのデレ顔」


聡「このデレっぷりは、優磨くんの前に居る時しか見れないからね！かなり貴重だよ(笑)」






優磨は、俺の癒しだからね





勝利「ごめーん、早く来るつもりだったんだけど、ギリギリになったよ」


健人「勝利、うちの美姫の相手してやってよ！」


勝利「オッケー！美姫ちゃん、おいでー」


美姫「しょうりー、だっこして」


勝利「いいよー！お姫さま抱っこしてあげるー♪」


健人「ちょっと待ったぁー！それは、まだ俺だけの特権！！」





出た！



中島のバカ親愛……




優磨、将来あの父が対戦相手なのは




手強いぞ(汗)




風磨「優磨、頑張れよ！」


優磨「パパ、がんばれ」




無邪気っていいわ(笑)




その時が来たら、あいつの攻略法は教えてやるからな、優磨




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