１９話-6 健人side ページ30
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どれぐらいの時間、その場で抱き締めてたかわからないけど
Aちゃんの呼吸が落ち着いて来たのがわかって
そっと離れた
健人「落ち着いたみたいだね」
A「健人くん、本当にありがとう」
健人「俺が心配で来たんだから、気にしない気にしない！」
あえて、明るくおどけて振る舞ってみせる
A「健人くん、お茶淹れるから上がって？」
健人「ありがとう、お邪魔します」
２回目のAちゃんの家
こんなに早く、ここに来れるとは思わなかった
まぁ、招かれたわけではないんだけどね
ダイニングチェアーに座ると
A「健人くん、どうぞ」
俺の前にグラスを置いて、向かいの椅子に座った
A「遅い時間なのに、遠くまで来てもらってごめんね」
健人「もう謝らないの！俺が来たくて来たんだから」
A「……嬉しかった」
健人「え…？」
A「メールも電話も来てくれたのも嬉しかったよ」
健人「Aちゃん……それなら、車を飛ばして来たかいがあったよ(ﾆｺｯ」
Aちゃんが、喜んでくれるなら、毎日だってメールや電話するよ
会いにだって来る
A「少し聞いてもらってもいいかな？」
健人「いいよ！」
A「私ね、風磨くんの話聞いても、全然わからないし、『そうなんだ』しか言えなくて」
健人「それは、仕方ないよ！」
A「だから、きっと私に話しても楽しくないから、電話くれなくなったんだと思う」
健人「それは、違うと思うよ！風磨も、Aちゃんの事を気遣ってるんだと思うから、心配いらないよ」
A「健人くん……慰めてくれてありがとう」
俺、風磨から奪えるもんなら奪いたいぐらいの気持ちなのに
落ち込むAちゃんを見てたら、元気づけてあげたくて、風磨のフォローしてるし
何やってんだろ…
健人「またさ、俺でよければ話を聞くから、メールでも電話でもちょうだい？」
どんな理由でもいい
Aちゃんと話しが出来るなら
健人「Aちゃんも、落ち着いたみたいだし、俺、そろそろ帰ろうかな」
本当は、まだまだここにいたいけど
Aちゃんを前に欲が出てしまいそうだし
落ち込んでる時に、つけこんでるみたいで嫌だから
A「あの…健人くん、もう少しだけ居てもらってもいいかな？」
To be continued…
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ﾖｼｶ(プロフ) - 夏恋さん» 夏恋さん、私も終わってしまうのは、とても淋しいです(T_T)でも、また新しい作品を書いていきますので、是非読んで頂けると嬉しいです！オレンジFINAL、もう少しお付き合いくださいね♪ (2014年7月20日 5時) (
レス) id: 35777715d6 (このIDを非表示/違反報告)
夏恋 - 結末はどうなるのかが、とても気になるけど最終章と聞いて終わって欲しくないなぁと少し残念な気持ちになりました。これからもヨシカさんの小説楽しみにしてます! (2014年7月19日 17時) (レス) id: 67b640a319 (このIDを非表示/違反報告)
ﾖｼｶ(プロフ) - くみみさん» くみみさん、感想ありがとう(*´∀｀)私の中の健人くんのイメージは、優しく微笑み守ってくれる(’-’*)くみみさんのお気に召して良かった〜(^^)次の移行で最終章ですが、素敵と言ってくれたくみみさんを裏切らないエンディングに出来たらいいなと思ってます！ (2014年7月19日 15時) (レス) id: 35777715d6 (このIDを非表示/違反報告)
ﾖｼｶ(プロフ) - 夏恋さん» 夏恋さん、感想ありがとう♪すごくありがたい言葉をもらって、本当に嬉しいです(*´-`)いよいよ、次の移行でオレンジは最終章です！最後まで満足してもらえるように頑張るので楽しんでもらえると嬉しいです(^^)/ (2014年7月19日 15時) (レス) id: 35777715d6 (このIDを非表示/違反報告)
くみみ(プロフ) - 更新待ってましたー!!健人くんの大人な対応☆かっこよすぎます！風磨くん…。悲しいだろうなぁ。あぁー(>_<)涙が出ました。健人くんに守られてる彼女、幸せすぎます！本当に素敵なお話ですね。 (2014年7月18日 20時) (レス) id: cbb62a1f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾖｼｶ | 作成日時：2014年7月5日 1時
