10話−3 貴女side ページ8
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背中から抱き締められて
肩越しに話す声
少し、不安を感じてるのがわかる
でも、不安なのは私だけじゃないんだと思ったら
心強い気持ちを持てた
健人くんが『守り抜く』って言ってくれたから
私も負けない
背中に伝わる温もりと心音
それは、健人くんが側に居て初めて感じられる
健人くんの吐息も
腕の中も
甘い言葉も
キスも
愛してくれる全ての時間を
ずっと側で感じていたいから
A「私も、健人くんとの愛を守りたい!だから、私に出来る事があったら何でも言ってね?」
健人「A、ありがとう」
-チュ
右肩に乗せていた顔をグッと近づけて
頬にキスをくれた
健人「Aは、まず健康な体を取り戻すのが先だよ!」
A「うん、それも頑張る」
健人「頑張らなくていいの、肩の力を抜いて……今のAには、それが一番大事!」
健人くんの優しい声で心がほどけていく
健人「ずっと、こうしてたい」
A「私も」
健人くんが、体を少しずらして
腕で支えながら、私の体を横に倒していく
横抱きの状態で、上から顔を見つめる
健人「A」
A「ん?」
視線をそらさずに見つめられる
健人「A」
A「健人くん、何?上から見つめられると恥ずかしいよ///」
少しずつ近付いてくる顔
キス………?
目を閉じて、すでに触れてもいい距離だったのに
唇が触れなくて
片目をそっと開けてみると
至近距離で見つめられた
A「えっ?なに?私、目を閉じちゃって恥ずかしいよ///」
恥ずかしさのあまり
健人くんの腕から逃れようとしたら
腕の上に引き戻される
健人「その顔が見たくて、つい(笑)」
A「その顔って///?」
健人「顔を真っ赤にして、照れて口をグッと閉じてる顔」
ますます赤くなる
健人「朝食にしようか!」
A「あっ!」
キスされると思ってた唇が寂しくて
自分から健人くんの唇を奪いに行った
数十秒の触れるだけのキス
唇を離すと
健人「不意打ち焦らし作戦大成功(ニコッ」
自分からキスしに行った事が急に恥ずかしくなる
A「!………もう知らない///」
健人「やだ、俺は知ってる」
そう言って
小鳥のハミングのように
唇の触れる音を何度もたてながら
唇を重ねた
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ヨシカ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、久しぶりに健人くんとの時間!勝利くんさすがです!(笑)でも、まだ二人の仲は完全ではありません(T_T)次は、移行なので更新準備が出来たらお知らせしますね(^^)/ (2014年10月29日 11時) (レス) id: aef80ce12b (このIDを非表示/違反報告)
ヨシカ(プロフ) - 柚寿さん» 柚寿さん、夏と冬は身体に、春と秋は心に負担が来やすい季節(>_<)心だけは、壊れてしまわないように、ガス抜きしながら無理しないでくださいね(*´-`)遂に、ここも移行です♪もう少し準備に時間を頂きますが、お待ちくださいね(^^)/ (2014年10月29日 11時) (レス) id: aef80ce12b (このIDを非表示/違反報告)
ヨシカ(プロフ) - 夏恋さん» 夏恋さん、久しぶりに健人くんと会えました(*´-`)でも、まだ二人の時間は……続きを待っていてくださいね(^^)/移行先で会いましょう(*´ω`*) (2014年10月29日 11時) (レス) id: aef80ce12b (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - は/// やっとまた少し距離が近づきましたね!!涙勝利くんグッジョブ! (2014年10月29日 7時) (レス) id: 3e41de8662 (このIDを非表示/違反報告)
柚寿(プロフ) - ヨシカさん» (続き) つい頑張りすぎちゃって、のんびりとかまったりとかできない時もあるけれど、ときには心をゆっくりさせてあげられる時間、つくらなきゃな…と思う今日この頃です。(*^_^*) (2014年10月29日 3時) (レス) id: 8fdea513c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヨシカ | 作成日時:2014年9月26日 8時