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JK「ヌナ今度は一緒にお風呂入りましょうね」
『やだよ』
JK「なんで」
『恥ずかしいもん』
JK「だから昨日ヌナの全てを見てますって」
『バカ野郎』
ほら、またジョングクのせいで顔が熱くなってきた。
手でパタパタと顔を仰げばくすっと笑われる。
『あんたとは絶対に入らない』
JK「誰となら入るの?」
『誰とも入りません』
JK「俺は諦めません」
『はいはい。あ、時間…そろそろ行くね』
JK「えぇ…もう?」
『うん』
歯を磨いてリップも塗り直して。
出掛ける準備を終えて玄関に向かえば後ろからついてくるジョングク。
『おじゃましました』
JK「送って行かなくていいの?」
『いいってば。ジョングクもゆっくりしなよ』
パンプスを履いて振り返ると躊躇いがちにバッグを掴まれた。
JK「ん…でも、」
『なに?』
JK「今日もうちに帰ってくれば?」
『明日も予定あるから無理って言ったでしょ』
朝ごはんを食べている時からずっとこのやりとりのくり返し。分かってもらえたと思っていたらまた同じこと言ってくるし。
『もう行くからね』
JK「待ってヌナ」
『なぁによ』
JK「ちゅーしてくれたら行ってよし」
『なにそれ、犬じゃないんだから』
犬みたいなのはジョングクの方だ。
厄介な大型犬め。
ちゅーしないと離してくれないとか。
そろそろ美容院の時間が迫っているから本当に行かないといけない。
JK「ヌーナー」
『…分かったよ。目瞑って』
JK「はーい」
彼が着ているシャツの襟を引っ張って触れるだけのキスをすれば嬉しそうに笑うから可愛いな、って。
『じゃあね、』
JK「まだダメです」
『ちゅーした』
JK「一回だけとは言ってないです」
『ジョングク。いい加減怒るよ?』
JK「ごめんなさい」
やっと諦めてくれたのかバッグから手を離すジョングク。
JK「あ、ヌナ忘れ物」
『え?なにか、』
忘れ物なんてあった?という言葉は彼の唇によって消されてしまう。
JK「ね?忘れ物」
『…』
_______やっぱり可愛くない!
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ハニ(プロフ) - れんさん» ありがとうございます!そう言っていただけるとすごく嬉しいです^ ^更新頑張ります☆ (2021年7月26日 22時) (レス) id: d1a67136b3 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - すっっごく面白いです!虜になりました!ジンくん登場でどうなるのかとか気になります!更新楽しみにしてます! (2021年7月26日 9時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハニ | 作成日時:2021年5月1日 19時