16 ページ17
.
『ごちそうさまでした!』
JN「どういたしまして」
JK「すみません、俺までごちそうになっちゃって」
JN「いいんだよ。ジョングクも、もう弟みたいなものだから」
JK「ありがとうございます。貴重なお話が聞けて楽しかったです。また聞かせて下さい」
JN「もちろん。今度はサシで飲み行こ」
JK「是非!」
いつの間にか打ち解けていたジョングクとジンくんの様子に驚いた。
人見知りのジョングクが初対面の人にこんな短時間で心を許すなんて滅多にないと思う。
『じゃ、あたしとジョングクこっちだから』
TH「また明日〜」
JM「おつかれー」
JN「おやすみ」
JK「おやすみなさい」
ジョングクと二人で歩く帰り道。
昼間は過ごしやすい季節になってきたけれど、夜はまだまだ肌寒い。でも少し冷たい風が心地良くてこのくらいの季節感があたしは好き。
JK「ヌナ、一駅歩いて帰りません?」
『うん。いいよ〜お腹いっぱい食べちゃったし食後の運動に』
JK「ふっ、沢山食べてましたもんね」
『あそこの料理全部美味しいからいつも食べ過ぎちゃう』
JK「いっぱい食べるヌナ可愛くて好きだよ」
『…はいはい。久々にジム行かないとなぁ』
JK「適当に流さないで下さいよ」
自然と繋がれる手。
こういう何気ないことでジョングクとの関係性が変わったんだと実感する。
男の人に免疫のないあたしはこうして少し触れるだけでドキッとするのに、彼はなんちゃない。
JK「ジニヒョンって面白い人ですね」
『ユーモアがある人ってことは間違いない』
JK「話も上手いし。元々営業やってたんですよね?」
『そうそう。今のジョングクくらいやり手の営業マンだったよ』
JK「それ、ジニヒョン本人も言ってました」
『あはは、やっぱり。ジンくんから色々と話聞けた?』
JK「うん。色んな話聞かせてもらって勉強になりました」
『よかったね。途中、英語で会話してたでしょ?』
JK「してた。急に振ってくるからびっくりしたけど」
『普通に対応してたジョングク凄いよ』
JK「当たり前のように話し始めるからさ」
突拍子もないことをするのがジンくんだ。
突然、「今から海に行こう!」とか「今から釣りに行こう!」「魚を捌こう!」とか。驚かされることも多かったけれど、そういうところに助けられたりもしたなぁ。
JK「さすがヌナの好きだった人だね」
.
2902人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハニ(プロフ) - れんさん» ありがとうございます!そう言っていただけるとすごく嬉しいです^ ^更新頑張ります☆ (2021年7月26日 22時) (レス) id: d1a67136b3 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - すっっごく面白いです!虜になりました!ジンくん登場でどうなるのかとか気になります!更新楽しみにしてます! (2021年7月26日 9時) (レス) id: 4472ef1b1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハニ | 作成日時:2021年5月1日 19時