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リクヲ ページ9
「りっくん?」
「えっ、あ、何?」
最近Aがなんか違うような気がする。
妙に可愛くて、色っぽくてAを見ると、ぼけーっと彼女を見てしまう。
「もう、ちゃんと聞いてた〜?」
また1から説明してくれるAだけど、
どうしても話が頭に入ってこなくて、何となくうん、と返しておいた。
「みっくん、これなんだと思う…?」
「えー、それ俺に聞く?」
アバンティーズのみんなに聞こうかと思ったけど、
そらもえいちゃんもこんな話をするとからかってくる気がして、みっくんにだけ聞いてみた。
ん〜…と唸り続けて約30秒、
「りっくんさぁ、恋してるんじゃない?」
「え゙っ」
考えてもいなかった『恋』という言葉に変な声が出る。
「いやいや、それは…」
と言いかけて、確かに彼女の前では心拍数が上がるし、
彼女の笑顔に顔が赤くなるし、恋といえば恋っぽくて…。
「……認めます」
結局この話はそらにもえいちゃんにもバレて、告白しろよなんて言われて、
告白してみたらまさかのOKだったなんて話は省略。
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作者名:リオ | 作成日時:2019年1月20日 2時