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しばゆー ページ4
「もうやりたくない!!」
パソコンをいじる手を止めてソファの背もたれに乗っかかって叫んだ。
てつやがやらないせいで私にまで編集の仕事が回ってくる。
というかその肝心のてつやはどこにいるんだか。
「てっちゃん!編集くらい自分でやってよ!」
愚痴を叫んでやってきたのはてつやじゃなくてしばゆーだった。
「手伝おうか?」
「いや、てっちゃんにやらせなきゃ意味ないよ」
少し痛む首を押さえながら言う。
「そんなこと言いながらやってあげるA偉いねぇ」
ぽん、と頭に手が乗る。
「頑張ってるご褒美でもあげちゃうかな」
何くれんだろ、どうせ意味わかんないものなんだろうな。
その時唐突に私に与えられたものはおでこへのキスで、唐突すぎて「え、」と声がでる。
「あ、電話きたから行くね、頑張れ〜」
ひらひらと手を振りながら行ってしまう彼。
絶対今顔が赤い…。
そのあと来たてつやに熱でもあんの?なんて言われてしまった。
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作者名:リオ | 作成日時:2019年1月20日 2時