帰国前夜のヒスンさん�� ページ4
最後に会った時のことを思い出して気分が沈む。
これいつまで繰り返されるんだろ…
あーまだ忘れられない、悲しい記憶。
「A」
「はい」
名前を呼ばれて顔を上げると、ヒスンさんはため息を吐く。
「笑ったり泣きそうになったり… ソンフニがAにそんな顔させるのは何でだと思う？」
「え？」
それは…
それは…
「…何でですか？」
うん、分かりません。
「ったく…」
呆れた顔されても、分かりません。
「ここまで話してんのに鈍感すぎてむかつく」
「仕方ないでしょ、だって」
「母胎ソロだもんね」
あー黒歴史！私のバカ！
「…またそれを！」
「その調子でソロ守っててよ」
くーっ…
可愛い顔して微笑まれると余計に憎たらしいな。
「拗ねてんの？」
「拗ねてません」
「怒った顔も面白いね」
えっと…
そこは"可愛いね"って言うのが定番なんじゃないの？
いや、その前に思ってても顔面白いって言うな。
「やっぱり私、無理ですね」
「何が？」
「一生恋愛出来ないかも」
一生母胎ソロか…
シスターにでもなる？
「何で？ここに相手が居るのに」
ヒスンさんか…
彼と付き合ったとしたら、と想像してみる。
こんなにコミュ力高いフッ軽に、陰キャのお家大好き人間がついて行けるんだろうか？
そもそも練習生以外に普段何してんのかよく分からないし…
食べるかバスケしてるとこしか知らないや。
「私、バスケは苦手なので…ご飯ならいくらでも付き合います」
「よく分からないけど…悪くない返事かな」
ま、私はそんなに食いしん坊でもないのでフードファイトはお任せしますけど。
「あーあ、もう少し早く現れてくれたらな…あんなことやこんなこと出来たのに」
首を傾げて大きな目で私をじっと見つめる。
あんなことやこんなことって何するおつもり？
「万が一早く現れても…私、少し前まで中学生ですからね？」
「そういえば、ジョンウォンと同い年だったっけ」
さすがにそれはマズイなー、なんて言ってるのを聞くと忘れていた警戒心が働く。
また締め技されないように注意せねば。
「早く育って」
「…どういう意味？」
「色んな意味」
その爽やかな笑顔の裏に何があるのか。
「楽しみだなーAの成長」
「3個しか歳変わんないのに…」
知りたいような気もするけれど、まだまだ子供の私には早い。
あの時の私は、そんなことを思った。
おわり。
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ミナ(プロフ) - エンドレスで聞いちゃいますよね♡私的にはちょっと叱られたり、拗ねられたりもしていただきたい（笑） (4月8日 18時) (
レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» AIの最も有効的な使い方ですねw ぜひダミーヘッドマイクで収録してヘッドホン推奨にして貰いたいw (4月8日 17時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うわ!全く同じ妄想してました❤︎ 名前呼んでもらうとこだけAI音声で((o(^∇^)o)) (4月7日 10時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» 実写で本人たちに演技してもらいたいですね。出来上がったのを本人たちでレビューして恥ずかしがって貰いたいwww (4月7日 9時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うっわ〜((o(^∇^)o))したいしたいエナプの乙ゲー❤︎ 勿論声は本人で (4月5日 22時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eng | 作成日時：2024年3月24日 16時
