許せる？許せない？pt2�� ページ20
「ねぇねぇ、昨日こんなの見ててさー」
めずらしく図書室ランチタイムに来たソヌ先輩が、隣に居た私に向けてスマホの画面を差し出す。
『恋人がもしも異性の友達と〇〇したら、どこまで許せる？』
「これ…なんか見たことあるな…」
「質問するから答えて」
「何ですかそれ」
向かいの席のウォンくんは興味を示すけれど、ジェイ先輩はどーでも良いみたいな態度で自分のスマホを眺めている。
「自分の恋人が異性の友達としても許せる範囲はどこまでか？ってアンケート」
「へぇ、知りたいな」
なぜかウォンくんに微笑み掛けられて、何だかよく分からないまま微笑み返す。
「じゃあ行くよ。Q1.恋人がもし異性の友達と2人で食事に行くのは許せる？許せない？」
「だめ」
「別に良いかな」
ウォンくんとソヌ先輩は真反対の回答。
「Aは？どう？」
ソヌ先輩がエアマイクを握って私に振る。
「食事…何がダメなのか分からないです」
「だよねー」
「えー」
だって今こうして3人とお昼食べてるけどこれはOKで、2人減ったらダメって…うーん、相手によるってこと？
「2人で食事に誘うって好意がないと出来なくないですか？」
「それは意味を含ませるからでしょ。何とも思ってなければ何でもないよ」
難しい話してるな…
チラッとジェイ先輩を見てるけどマジで興味ないのか、自分のスマホをひたすらジーッと見ている。
「じゃあ次ね。Q2.恋人がもし異性の友達と長電話をしていたら許せる？許せない？」
「絶対ダメでしょ」
ウォンくんが食い気味で即答する。
「…何キレてんの」
ソヌ先輩が目を大きくしてウォンくんをみると、彼は気まずそうに私を見た。
あ、もしかして寝る前にいつも電話してること言うなってこと…？
「ソ、ソヌ先輩は？」
「僕？別に良いけど。Aは？」
「私も、別に良いかな…」
「だよねっ」
同じ回答をした私にソヌ先輩は嬉しそうに微笑む。
「…………」
すると隣で会話に参加していないジェイ先輩がなぜかゆっくり首を振っていた。
え、もしかして話聞いてる…？
「電話ぐらい許せないなんて懐が狭いと思わない？」
「そこまでは言ってませんけど…」
「…………」
相変わらずジェイ先輩はずっと首を振っていて、ウォンくんはずっと私を見て来る。
「次、次の質問気になるなー」
2人が考えてることがよく分からない私は困ってソヌ先輩に次を促した。
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ミナ(プロフ) - エンドレスで聞いちゃいますよね♡私的にはちょっと叱られたり、拗ねられたりもしていただきたい（笑） (4月8日 18時) (
レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» AIの最も有効的な使い方ですねw ぜひダミーヘッドマイクで収録してヘッドホン推奨にして貰いたいw (4月8日 17時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うわ!全く同じ妄想してました❤︎ 名前呼んでもらうとこだけAI音声で((o(^∇^)o)) (4月7日 10時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» 実写で本人たちに演技してもらいたいですね。出来上がったのを本人たちでレビューして恥ずかしがって貰いたいwww (4月7日 9時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うっわ〜((o(^∇^)o))したいしたいエナプの乙ゲー❤︎ 勿論声は本人で (4月5日 22時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eng | 作成日時：2024年3月24日 16時
