少女漫画の夢と現実�� ページ17
少女漫画を久しぶりに読んでいて、放課後に学校で先生に頼まれた事務作業を気になる子と共同作業するシーンが出てきた。
こんなレア過ぎるシチュエーション、実際にはないだろうと思っていたけれど…。
「あれ、まだ帰ってなかったの」
「…ウォンくん」
「で、何してるの？」
「日本語クラスの先生に、頼まれちゃって」
まさか自分がこんな大量のホチキス留めを頼まれるとは…
せめてもう1人呼んで分けてやらせてやれば良いのに。
「手伝うよ」
「その言葉を待ってた」
私が素直に言うとウォンくんは苦笑いしつつも、私の目の前に積んである冊子をごっそり取って隣の席に積む。
私は先生から渡されていたもうひとつのホッチキスを彼の机にサッと置いた。
「僕も日本語のクラス取っておけば良かったなー」
「日本語に興味あるの？」
「んー最近ね」
韓国来るまで日本語の授業があるなんて思わなかった。
日本では選択授業で言語クラスはあっても英会話のクラスくらいしかないのに。
私は強制的に日本語クラスに入れられてしまったけど、出来ればやったことのない中国語やってみたかったな…
「アニメとか漫画とか？」
「んー…まあ、そうだね」
「へぇ、最近何か読んだり観たりしたの？」
割と簡単な手元の単純作業のおかげでウォンくんとお喋りしながら出来るのは良かったな。
さっきまでは目の前のこの冊子の山と沈黙に耐えられず、大音量で音楽でも掛けてやろうかと思ってたし。
「日本の漫画って面白い？」
「面白いよ、私は好き」
「へぇ、おすすめとかある？」
初心者でも読みやすい漫画をネタバレしない程度であらすじを説明したりしていくつかプレゼンしてみた。
「最近だとアイドルの子供の話とか流行ってるよ」
「へー面白そう」
ウォンくんは私の話をきちんと聞いてちゃんとリアクションもしてくれる。
気分が良くなった私はカトクにいくつかの漫画のおすすめリンクを送った。
「これはどんな話なの？」
「恋愛物だけど、男の子でも読んだら面白いと思う」
「ふーん…」
送られてきたカトクを見ながらウォンくんの目が上に下に動いている。
なかなか興味をそそられた物があったのか、私はそれに満足して嬉しくなった。
「あれ、日本語だよね。漫画とかアニメに出て来る…ツンデレ？だっけ」
「そうそう、ツンツンしてる女の子が好きな男の子にデレるってやつ」
「へー他にもあるの、そういうの」
他になんかあったっけ？
ツンデレの他は…壁ドンとか？
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ミナ(プロフ) - エンドレスで聞いちゃいますよね♡私的にはちょっと叱られたり、拗ねられたりもしていただきたい（笑） (4月8日 18時) (
レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» AIの最も有効的な使い方ですねw ぜひダミーヘッドマイクで収録してヘッドホン推奨にして貰いたいw (4月8日 17時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うわ!全く同じ妄想してました❤︎ 名前呼んでもらうとこだけAI音声で((o(^∇^)o)) (4月7日 10時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» 実写で本人たちに演技してもらいたいですね。出来上がったのを本人たちでレビューして恥ずかしがって貰いたいwww (4月7日 9時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うっわ〜((o(^∇^)o))したいしたいエナプの乙ゲー❤︎ 勿論声は本人で (4月5日 22時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eng | 作成日時：2024年3月24日 16時
