夢見る乙女�� ページ15
「なんでお前がウチの学校に来るんだよ」
「ちょ、何てことを言うんですか」
図書室のいつもの席で私の向かいにウォンくん、間にわざわざ椅子を持って来て座るジェイ先輩。
「そんなこと言って…本当は嬉しいくせに」
加えて今日は私の隣に王子様パク・ソンフン。
「嬉しくないね。個人的には」
「僕は嬉しいですよ」
ウォンくんは本当に嬉しそうに見える。
それをジェイ先輩が呆れた顔で見ていた。
「ところで…どうでした、初日は」
「なんか…みんな親切で、良い学校だね」
「どーせ女子にずっと囲まれてたんだろ」
確かにこんな転校生が来たら、学年中の女子がざわついちゃう。
「僕たちのクラスじゃなくて良かった…」
「ん？何か言った？」
「いや、何でもない」
ウォンくんの見たことない笑みにちょっとゾクッとする。
「あ、もしクラスのお友達と食べるなら行っても大丈夫ですよ」
「ううん。僕はAさんがいい」
「俺たちは入ってないのか」
ソンフンさんの発言にジェイ先輩が嫌味を言う。
「もちろん入ってないよ」
「ヤー！後から来たくせに」
「ジェイヒョン、そんなことで突っかからないで」
聞こえてないのかニコニコと私を見ているソンフンさん。
「明日は別の場所に行って2人で食べる？」
その笑顔の口元の犬歯に萌える私…。
「え？今なんて？」
「お前1人で食えよー」
「うるさい人が居ると、落ち着いて食べれないでしょ？」
「僕はうるさくないから一緒でも良いですよね」
ジェイ先輩を捨て、ソンフン派になるウォンくん。
さすが練習生イチの人たらしの異名を持つだけある。
「絶対Aは渡さないから」
「そんな、Aさんを物みたいに言うのは失礼じゃない？」
「お前…マジで前の学校戻れ」
ここまでイライラMAXなジェイ先輩初めて見たかも。
ソンフンさんとジェイ先輩ってこんな感じなんだ、普段。
「でも…ソンフニヒョン、何でウチの学校に転校したんですか？」
ウォンくんがお弁当を前にして、お箸を持ったまま首を傾げる。
「そんなのAさんが居るからでしょ」
「…へ？」
私？なんで私が居るから転校？？
「…Aさん目当て、それだけ？」
「そうだけど」
「いやいや…冗談だろ？」
目を丸くするウォンくんと、苦笑いするジェイ先輩。
私は頭の理解が追いつかない。
「冗談じゃないよ」
「えっ…」
もしかして、まさか。
「Aさん」
「…はい」
「これは、夢だよ」
うん、ずっとおかしいと思ってたんだよね。
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ミナ(プロフ) - エンドレスで聞いちゃいますよね♡私的にはちょっと叱られたり、拗ねられたりもしていただきたい（笑） (4月8日 18時) (
レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» AIの最も有効的な使い方ですねw ぜひダミーヘッドマイクで収録してヘッドホン推奨にして貰いたいw (4月8日 17時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うわ!全く同じ妄想してました❤︎ 名前呼んでもらうとこだけAI音声で((o(^∇^)o)) (4月7日 10時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» 実写で本人たちに演技してもらいたいですね。出来上がったのを本人たちでレビューして恥ずかしがって貰いたいwww (4月7日 9時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うっわ〜((o(^∇^)o))したいしたいエナプの乙ゲー❤︎ 勿論声は本人で (4月5日 22時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eng | 作成日時：2024年3月24日 16時
