夢見る乙女�� ページ14
ある朝、目が覚めたら何だか良い匂いがした。
これは…焼きたてのパンの香ばしい匂い。
「え、何してんの？」
ベッドから降りて台所へ向かうと、コーヒーを淹れてる力くんが居る。
「なんか、早めに起きちゃって。暇だからパン焼いてコーヒー淹れてみた」
「…今日、台風でも来るのかな」
「ちゃんとAちゃんの分も用意したのに」
私が揶揄うとムスッとした顔でテーブルを見る。
テーブルの上にはトーストとコーヒーと…お花が一輪？
「彗星でも落ちてくんのかな…」
「早く食べないと遅刻するんじゃない？」
「え？あ、ホントだ」
時計を見るともう家を出る10分前。
急いで食べて、制服着てすぐに家を出た。
「間に合ったー」
ソンスの駅から電車に乗ると、背後に気配を感じる。
パッと振り返ると、朝の時間の電車では初めて見た王子様…。
「おはよう」
「お…おはようございます」
「天気いいね、今日は」
なんでこの電車にソンフンさんが居るんだろ？
違う高校でも電車の方向は同じだから、隣の駅から乗るソンフンさんが乗り換え途中まで同じ路線なのは知ってたんだけど…。
でもほぼ毎日朝練あるせいで「通学時間は被らないね」って話してたのに。
「あの、今日は練習ないんですか…？」
「うん、もう辞めちゃったし」
「え？スケートを？」
私の話に頷きながら、吊り革を掴む私の隣に並んだ。
同じ様に吊り革を掴む彼の制服姿を見ると、前に見た時と全然違う姿。
「…その制服って」
「言ってなかったけど、転校したんだ」
え！？転校！？
「似合うかな」
「え…まさか、ウチの学校に？？」
「うん、3年A組だって」
えーっ…
そんな展開聞いてない。
でも、アイドル一本に絞ったならウチのアイドル学校に通うのはあり得る話。
ジェイ先輩も確か、わざわざ前の学校辞めて入ったって言ってたし。
「本当は同じクラスが良かったな」
「いや、それは…」
また1年からやるって、何年通うおつもり？
「これから一緒に通えるね」
白い歯が見える、はにかんだ笑顔が眩しい。
犬歯がちょっと長いの、実は前から見る度に可愛いって思ってたんだよね。
これを毎朝、見れるチャンスが来るのか…。
「あ、そうだ。ランチタイムに図書室でいつもジェイ先輩とウォンくんと食べてるんですけど…来ます？」
「いいの？」
「もちろんですよ。2人も喜ぶと思います」
「ありがと」
昼も犬歯チャンスキタコレ。
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ミナ(プロフ) - エンドレスで聞いちゃいますよね♡私的にはちょっと叱られたり、拗ねられたりもしていただきたい（笑） (4月8日 18時) (
レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» AIの最も有効的な使い方ですねw ぜひダミーヘッドマイクで収録してヘッドホン推奨にして貰いたいw (4月8日 17時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うわ!全く同じ妄想してました❤︎ 名前呼んでもらうとこだけAI音声で((o(^∇^)o)) (4月7日 10時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» 実写で本人たちに演技してもらいたいですね。出来上がったのを本人たちでレビューして恥ずかしがって貰いたいwww (4月7日 9時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うっわ〜((o(^∇^)o))したいしたいエナプの乙ゲー❤︎ 勿論声は本人で (4月5日 22時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eng | 作成日時：2024年3月24日 16時
