オクス駅の怪談�� ページ12
家でTVを見ていたら"怪談芸人"というジャンルがあるのを知って、それで思い出したことがある。
あれは確かソンスの家で力くんとジェイクさんが、夕ご飯の後にゲームで遊んでた時のこと。
「…なーんだ」
「何が？」
私がスマホを見ながらふと呟いた言葉をなぜか力くんが拾った。
「学校の先輩がね、怖い話をカトクでして来たんだけど…全然怖くなくて」
「へぇ、どんな話？」
「……………」
その話は韓国で少し前に流行った有名な怪談。
「ヨンサンとソンスの間にあるオクス駅って知ってる？」
「知らなーい」
「ハンガン沿いなんだけど」
「………知ってる」
ジェイクさんが小さな声で答える。
「まあ、その駅の怖い話」
「それだけじゃ分かんない」
「いいよ、しなくて」
あれ？
もしやジェイク氏、怖い話は苦手なのかな？
「じゃあ、ヒョン聞かなくていいよ」
「…日本語で話そうか？」
私の提案にジェイクさんが何度も大きく頷く。
力くんは普段からホラー映画見てるせいか、期待の目で私を見る。
「ある夜、終電ギリギリで男子大学生がオクス駅に向かうとホームに人が居たんだって」
「へー」
「その人はずっと頭が揺れてて、その大学生は酔っ払ってんのかなくらいにしか思わなかったんだけど」
「…………」
ジェイクさん、日本語分からないのに耳塞いでる…。
「ちょっと変だなって思って、ネットの掲示板にそれを書き込んだんだって。そしたらなぜかそれに食いつく人が出て来て」
大学生はその人の様子を実況し始めた。
盛り上がった流れで、その女の人の写真をこっそり撮って掲示板に送る。
写真を見た掲示板の住人からは"スタイル良い女だからナンパしてお持ち帰りしろ"とふざけたコメントが飛び交う。
「でもそのコメントの中のある人が、すぐにそこから逃げろって話になってー」
「Aちゃん、もう辞めて」
「え？」
耳も目も塞いで居たはずのジェイクさんが突然話に割って入る。
「ヒョン、日本語分かるの？」
「分かんないけど、雰囲気が怖いのは伝わる」
「そんな怪談師みたいな話し方してないけど…」
しかもかなり掻い摘んでるから、韓国語で聞いても全然怖く無いはずなのに。
「もう帰れなくなった」
「え？まだ21時なのに？」
「無理。明日休みだし今日泊まる」
そんなにビビりだったの…
「良いけど…布団が無いから、力くんと一緒に寝ることになりますけど」
「えー、やだよ。僕1人で寝る」
散々遊んでもらってるくせに、冷たいな…西村力。
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ミナ(プロフ) - エンドレスで聞いちゃいますよね♡私的にはちょっと叱られたり、拗ねられたりもしていただきたい（笑） (4月8日 18時) (
レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» AIの最も有効的な使い方ですねw ぜひダミーヘッドマイクで収録してヘッドホン推奨にして貰いたいw (4月8日 17時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うわ!全く同じ妄想してました❤︎ 名前呼んでもらうとこだけAI音声で((o(^∇^)o)) (4月7日 10時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
eng(プロフ) - ミナさん» 実写で本人たちに演技してもらいたいですね。出来上がったのを本人たちでレビューして恥ずかしがって貰いたいwww (4月7日 9時) (レス) id: c7224089dc (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - うっわ〜((o(^∇^)o))したいしたいエナプの乙ゲー❤︎ 勿論声は本人で (4月5日 22時) (レス) id: c240bfb0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eng | 作成日時：2024年3月24日 16時
