つ、付き合ってんの？！by上鳴電気 ページ26
｢跡取りですか。随分と可愛らしいお嬢さまですね｣
｢ええ、うちの一人娘ですから｣
｢"一人娘"か･･･よろしくお願いしますね｣
上っ面だけのような微笑みにきもちわるさがあふれたがこちらも微笑み返した
｢うちにも子供がいるんです。今度よかったら連れてくるので仲良くしてあげてもらってもいいですか？小さな女の子なんだけど友達が居ないんだ｣
｢もちろんですよ。Aで良ければいつでもおかししますから｣
おそらく彼はビジネス相手。下手なことはしない方がいい。
｢A、お父さん達は取引があるから部屋に居なさい。
体育祭だったね、御褒美に何かまた買ってあげるから、今度でいいだろう｣
｢･･･ええ、じゃぁまた。失礼します｣
それだけ言って立ち去る
だから私は知らなかった
彼が何者なのか、そして私の家が何者なのかもすべて知らなかった
ただ、わかるのはこの時もっと早くに私は知るべきだった
そしたら、大切な幼馴染もクラスメイトも、傷つけることがなかったのかもしれないということに気がつけなかった
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次の日
side上鳴
今日と明日は連休！！そんなわけで今日はクラスメイトの瀬呂とあそびにきてんだけど
野郎と２人でとか寂しいって言うなよ！！
仕方ねぇだろ、優勝してたらAのこと誘えたけどダメだったんだし･･･
上鳴｢ナンパしようぜ！｣
瀬呂｢はぁ？一人でやれよ、てかおまえ食蜂が好きだったんじゃねぇの？さっき言ってたじゃねぇか｣
その通り、俺はさっき瀬呂に恋の相談をしていたのだ。
もちろん無理だ、高嶺の花過ぎると言われたんだけどな！！(地味にショックだったぞ)
上鳴｢でも男ふたりでデートとかどうよ？｣
瀬呂｢デートとか言うなよ気持ち悪い｣
そんな時だ、見知った金髪が目の前を通ったのは
蜂蜜みたいな金髪に真っ白のレースのワンピース、華奢なハイヒールを履いた少女はまさしく食蜂Aだった
上鳴｢あれ！Aじゃね？！｣
瀬呂｢あ、たしかに。ほんとアイツ足綺麗だよな｣
上鳴｢てゆーか私服も可愛い･･･｣
ひとりなら声かけようとよく目を凝らした時だ
物間｢A、買いすぎ！服まだ買うの？｣
｢いいじゃない！次は靴が欲しいの！｣
物間｢はいはい、分かりましたよお姫様｣
あれは隣のクラスの物間寧人･･･それと腕を組み歩いている。
え、つ、付き合ってんの？！
それは忘れてほしいんだけど！by物間寧人→←世の中は闇だらけby食蜂
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ゆめの(プロフ) - ノンさん» コメントありがとうございました。またお褒めの言葉もありがとうございます。少しずつにはなりますが更新していきますのでよろしくお願いします、またこの人と絡ませてほしいなどあれば気軽にコメント下さいお待ちしてます！ (2017年10月14日 23時) (
レス) id: 7d4b7a5797 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて何よりです！体育祭が終わり次第出していけたらと思います、貴重なご意見ありがとうございます！ (2017年10月14日 23時) (レス) id: 7d4b7a5797 (このIDを非表示/違反報告)
ノン - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2017年10月13日 17時) (レス) id: f620a8b51b (このIDを非表示/違反報告)
さら - とても面白いです！ビッグ3がだいすきなのでもっと出してください！ (2017年10月12日 14時) (レス) id: 688d942d3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめの | 作成日時：2017年10月12日 14時
