私の親友by耳郎響香 ページ8
side耳郎響香
うちのクラスには女王様がいる。
金髪金眼に真っ白の陶器のような肌
誰もが振り返る美貌をもつ少女は今日も召使いに囲まれている
｢食蜂様、雄英高校に合格したらしいですね！流石食蜂様！｣
｢食蜂様、お菓子作ってまいりました！良ければどうぞ！｣
皆が機嫌を取ろうと囲むは囲む、はっきり言ってあまり見ていて気分のいいものでは無い
ウンザリ気味に席につけばバチリと彼女と目が合った。
その瞬間退屈そうな顔が一気に明るいものになる
｢響香！｣
たくさんの人をかき分けてこちらに走ってくるのは女王というより犬に見えてしまう
こういうところは本当に可愛いと思う
耳郎｢おはよう、A
いいの？取り巻きたち｣
｢あぁ。良いのよ勝手に集まってるだけだもん
それよりも！響香、雄英受験するんでしょ？｣
否定しないあたりこの子はなかなかの性格をしていると思う。でも私もこの子が気に入ってる。
耳郎｢うん。もうすぐで受験だよ。ホンット緊張する！｣
｢大丈夫よ、きょうかなら。だってきょうかは強いもん。｣
ニッコリと笑う姿はほんとに可愛い。
そうだ！と荷物を漁り出した彼女に首をかしげると、彼女はカバンから可愛い袋を取り出した
耳郎｢これって？｣
｢お守りよ！合格祈願のお守り買いに行ってきたの！｣
耳郎｢わざわざ買ってきたの？｣
｢･･･なによ、わるい？｣
頬を赤らめていう彼女は実はこう見えて友達が少ない。みんな彼女のカリスマ性や、美貌、圧倒的な個性を前に下についてしまう
だから私みたいな同等の友達が少ないのだ。
それでいて方向音痴で一人で出かけるのが嫌いなのに私のために買いに行ってくれたなんて嬉しすぎるではないか
耳郎｢凄く嬉しい！ありがとう！｣
｢感謝してもいいのよ！｣
耳郎｢あ、そう言えばAは学校合格したんだよね？｣
｢推薦だからねぇ。｣
耳郎｢いや推薦の方が凄いでしょ！おめでとう！｣
｢ありがとう、はやくきょうかも受かってよね！そしたらお祝いしましょ？｣
ね！と無邪気に笑う彼女に頷く
耳郎｢ねぇ、勉強教えてくれない？筆記が不安なの｣
｢いいわよ｣
どこ？覗き込んでくる彼女に適当なところを指さす。周りが羨ましそうに見てくることに少しの優越感を感じた
(たった1人の)(私だけの)(親友)(誰にも)(あげない)
遅刻しすぎだぞ！by通形ミリオ→←結構ワガママだよねby天喰環
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アイリ(プロフ) - おもしろかったです。爆豪勝己が好きなので絡んでくれると嬉しいです！ (2018年6月28日 23時) (
レス) id: 3a1ca3eae2 (このIDを非表示/違反報告)
谺(こだま) - 誤字報告！誤字報告！ランチタイムの回で委員長がいいんちになってましたあとは知っているかい？が走ているかいになってます！ (2017年11月29日 18時) (レス) id: cb3a1973eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - 機械仕掛けの狂少女さん» コメントありがとう。楽しんでいただけて嬉しい限りです、マイペースではありますが頑張ります (2017年10月11日 16時) (レス) id: 7d4b7a5797 (このIDを非表示/違反報告)
機械仕掛けの狂少女(プロフ) - 面白いです！頑張って下さい！ (2017年10月10日 20時) (レス) id: c4c2cc9ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - ナオさん» コメントありがとうございます、そう言っていただけると嬉しい限りです。少しずつ頑張りますので良ければまた足を運んでください、宜しくお願いします (2017年10月6日 15時) (レス) id: 7d4b7a5797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめの | 作成日時：2017年9月24日 19時
