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ちょっと急な階段を上り終えるとドアが3つあった
...この家は紫と黄色と緑を基盤に作っているのかな?
小「増田くんの部屋はこの黄色のところね
俺らは食器とか皆で使うようなものは色で使い分けてるんだけど...増田くんは黄色って覚えておいてね
因みに紫が俺で緑が加藤くんだよ」
増「へぇ〜...わかりました」
教えられた黄色のドアを開け中に入ると思ったよりもカラフルな部屋...
壁紙や床もベッドや机などの家具も全部が薄い黄色で揃えられている
それなのになんでか至る所にぬいぐるみがいっぱい置いてあるしラグはカラフルなパズル型のマット
入った瞬間思ったのはここは子供部屋か...?
僕...何歳だと思われてるんだ?
そんな疑問が湧きつつもなんでか居心地がよかった
小「ちょっと子供っぽいよね...嫌だった?ごめんね」
増「ぃぇ...だいじょーぶです
こっちの方がなんかおちつくので」
小「そう...?それならよかった」
眉を下げて謝られちゃった
そんなに気にしてないんだけどな...(苦笑)
正直ぬいぐるみとかあった方が落ち着くタイプであるのは事実
だからある意味この部屋でありがたい...
なんにもないシンプルな部屋も好きだけど...心が不安定な時に精神安定剤がないのはちょっと不安だから
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作者名：春季 | 作成日時：2022年7月24日 5時
