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体調が優れない僕に配慮してくれてるのか今日は難しい仕事はあまりなかった
今は少し大きな怪我をした患者さんの対応中だ
普段は1人で対応できるような内容だけど何かがあったら困るからともう1人別の医者がついて2人で対応していた
そんな時に事件がおきた
増「派手にやっちゃっいましたね...少し縫いますけど大丈夫ですからね」
「貴久...変わる」
増「ごめん...」
何もしてないのに手が震えて道具がうまく掴めなかった
見兼ねたもう1人の外科医が変わってくれて椅子から立ち上がった
だけどその瞬間ぐわんって目が回って気がついたら地面に倒れ込んでいた
「おい! 貴久!?」
増「ぇ...ぁ...な...で?」
「ちょっ...誰か!」
バタバタと誰かが走ってくる足音が聞こえストレッチャーにでも乗せられたのか身体がふわっと浮いた感覚がして目の前が真っ暗になった
意識を失う前に感じた違和感...これ...発作ではない
今までこんな倒れ方したことなんてない
怖かった
もしかして...また...別の病気を患った?
そんな嫌な考えが脳裏を駆け巡っている最中に意識がなくなった
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作者名：春季 | 作成日時：2022年7月24日 5時
