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増田side
あーあ...まただ
なんでこんなに俺の身体は弱いんだろう
こんなんだからみんなに嫌われるんだ...
もう楽になりたい...頑張るの疲れちゃった
頑張ったって意味ないじゃん...それとも...俺の頑張りが足りないのかな...?
加「マッスー...?どうしたの?」
増「ん...なんでもなぃ」
頭の中で嫌なことをぐるぐる考えていると加藤さんに話しかけられた
心配かけちゃいけない...めんどくさいやつだって嫌われるのが怖い...
今できる限りの笑顔をつくってなんでもないアピールをしてみた
加「ご飯の時間だよ」
増「...いらない」
加「食べなきゃ院内学級にも行けないよ」
...食べても行けないよ
体調が安定してないのに剛くんがOKを出してくれるとは思えないもん
小「マッスー...1口でもいいからさ」
加「ほら...口開けて」
増「...ん」
小山と加藤さんの押しに負けて小さく口を開ける
小山が1口と言ったのに加藤さんがまたご飯を口元に持ってくる
増「...ひとくちって言ったじゃん」
加「小山がだろ?
これだけ食べたら院内学級に行けるようにしてやるから...どっちがいい?」
いつの間に大きなお皿から小皿に盛られていた朝ごはんたち
食べたらほんとに院内学級に行けるの...?
半信半疑だったがこれ以上渋って迷惑をかけるわけにはいかない...と諦めて小皿に盛られた朝食を渋々と食べ進めた
増「加藤さん...もぅむり」
加「うん...よく頑張ったね」
小「よし! じゃあ院内学級行こうか」
小皿に盛られたご飯さえも完食できなかったが加藤さんは頭を撫でてくれた
...いいの?半分も残してるのに院内学級行かせてくれるの?
あとから聞いた話...院内学級自体は剛くんから行く許可はもらえていたみたい
だけど俺がご飯食べる様子がなかったから食べさせるためにわざと条件をだしたんだって
ずるい...
丁度点滴も終わった時間だったから外してもらって念の為と車椅子に乗せられて院内学級に向かった
加藤さんが来るなんて珍しい...久しぶりに3人だ
そう長くもない廊下を3人で話しながら歩いた
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春季(プロフ) - モフルン様､Ｋ様コメントありがとうございます｡風を感じて2については編集中のためパスワードをかけさせていただいていましたがただいま外させていただきました｡作品に興味をもっていただきありがとうございます! これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします (2023年2月6日 0時) (
レス) id: 5f9a9db329 (このIDを非表示/違反報告)
K - 同じく風を感じて2のパスワードを教えてください (2023年1月28日 15時) (レス) @page27 id: 643891db52 (このIDを非表示/違反報告)
モフルン(プロフ) - すいません風を感じて2のパスワードを教えてくれませんかお願いします🙇♂️ (2023年1月27日 18時) (レス) id: 2da9da3493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春季 | 作成日時：2021年12月2日 18時
