Tell me "baby I love you"

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高木side


ナースステーションで授業の準備をしていると医者や看護師がバタバタと動いていた

まぁ...ここは病院だしこんなことは珍しくないと気にしないようにしていたがある言葉を聞いて俺の気持ちが変わった

どうやらこの騒ぎの原因は有岡くんで外で花火をしていたらしい

そこに加藤さんが近づき大きな発作をおこした

アイツ...何やってんだよ

加藤さんの処置をしているであろう処置室前にに急いで向かい有岡くんを怒ろうとした

でも出来なかった...

今回の件...有岡くんは加藤さんのことを考えてやったことだって俺は理解しているし本人も反省している

やり方は間違っていたけど有岡くんだけが悪いわけじゃない

それに...多分加藤さんが外に出てきちゃったのは自分からだ

俺がやるべき事は加藤さんにも話を聞いてどうするべきか考えるということだ

それまでは有岡くんを励ましもしないし怒りもしない

そんなこと考えていると処置室の扉が開いた


有「加藤さんは?」

堂「...とりあえず発作は落ち着いた

それよりもどういうことか説明して

アンタさ加藤さんを殺すつもり?」

有「っ...すみません

そういうつもりでしたわけではないんです

でも...オレの軽率な行動で加藤さんを苦しめたのは認めます

本当にすみません」

高木「...指導はしっかりしますので」


かなりキツい言い方をする剛くん

まぁ...その気持ちも分かる

だけどなんか有岡くんだけを責めるのも違う気がする

指導者として有岡くんの指導はしっかりとすると言うと剛くんは無言でこの場を去った

まぁ...多分有岡くんと関わりたくないんだろうな


高木「...とりあえず今日は早く帰りな

何がだめだったのか...今後同じこと繰り返さないために何が必要か考えてこい

それが出来なければこの仕事やめた方がいいよ

おまえ...向いてない」

有「...はい」


返事にも元気がない

うわ...なんかここまで落ち込まれるとこっちとしてもやりにくい

加藤さんはこのまま病室に戻れるみたいだし...もうちょっと時間おいて話を聞いてみようかな

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8/10 裕翔くん誕生日! おめでとう

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