27 ページ27
･
加藤side
加「防犯カメラの映像を見る限りマスコットキンホルダーを持ち去ったのは依頼人が言っていた通り警察官のようだな
間抜けな面がバッチリ映ってた」
小「警察官のくせに防犯カメラの位置を把握してない鈍臭いやつでよかったね」
加「どーせ映っても消せばいいとでも思ったんだろ
まさか先回りして見るやつらがいるとは思われないだろうし
まぁ...油断して消すのが遅かったという面では鈍臭いやつなのかもな(笑)」
昨日の防犯カメラの映像を見て誰が持ち去ったかは分かりきっていた
オレは年齢的な問題とお金問題で車の免許なんてとってないから小山くんに運転させる
貴久にはこれ以上大人の汚いところは見せたくなくてSnow Manで待機してもらうことにした
警察署に潜り込めたのはいいがあの警察官はどこにいるんだ...?
どこの警察署かも分からない以上虱潰しにやってくしかない
とりあえずここら辺が管轄の警察署を中心的に1から探し回ることにした
加「いたぞ」
小「それで...こっからどうやって中に入るの?」
加「小山くん...いけない?」
小「よし! って...無理だよ(泣)
鍵かかってるのにどうやって中に入るんだよ」
加「そうだな...次の作戦決行するぞ」
1番怪しい警察署に潜り込んだオレらは清掃員に扮して依頼人のマスコットキンホルダーを持っているであろう人をゴンドラに乗って探した
とある階で防犯カメラにハッキリと映っていた警察官の姿を見つけた
だけど窓は全部閉めきられていてここから入るのは不可能だ...
オレが言うと小山くんは窓から侵入しようとするも鍵がかかってるため当たり前だが開かなかった
いや...こいつ絶対分かってたでしょ!
面白すぎて笑いこらえるのに必死なんだけど(笑)
面倒臭いからオレは小山くんに作戦内容を一切知らせていない
だから小山くんはオレの言う通りに動くのみ
今度はデリバリーの配達員風の格好に着替えさせた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：春季 | 作成日時：2021年10月17日 22時
