さーんじゅさん ページ33
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井上side
僕の気持ちがシンクロ部の皆にバレてしまった
ただの憧れだけど...もっとケンティと仲良くなりたい
猪狩がたててくれた昨日の作戦は呆気なく失敗してしまってそのまま次の日を迎えたけど次は何をすればいいんだろう?
猪「次は花だ!!
花を貰って喜ばねぇやつなんていねぇよ」
井「うん...分かった!」
わざわざ花を買ってきてくれた猪狩に背中を押されケンティの元へ
井「ケンティ...」
声をかけようと近付くと吹奏楽部の人たちと話をしている内容が聞こえてきた
中「え...?瑞稀くん?
あの子は弟みたいなもんだよ
何でも言う事聞いてくれるし守ってやりたくなるタイプではあるんだけど自分の意見言ってくれないから何考えてるのかさっぱり分かんないよね」
慎「でも尊敬はしてるだろ?
なんだかんだで生徒会の実績作ってくれてるじゃん」
中「んー...元はと言えば瑞稀くんのおかげなところもあるけど最終的にはオドオドしちゃって俺らが後始末してるようなものじゃん?
もう子供じゃないんだし自分一人で最後までやり通すくらいしてほしいって思いもあるんだよね
まぁ...頑張ってるのは認めるから本人には直接は言えないんだけど」
え...ケンティそんなこと思ってたの?
僕はショックで話しかけようとするのをやめ教室を飛び出した
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4/20 ケンティ・樹入所日! おめでとう
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作者名:春季 | 作成日時:2023年4月1日 1時